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林産試だより2007年3月号 行政の窓 「木育」についての道民意識調査結果の概要

行政の窓

「木育」についての道民意識調査結果の概要



 道では,道政上の諸課題や重要政策に関する道民意識の把握に努め,施策形成に反映させることを目的として,道民意識調査を実施していますが,「木育」についての意識調査が昨年10月に行われ,この程,その結果を公表しました。
 今回の調査は,道内に居住する満20歳以上の男女2,500名を対象に行われ,1,305名の方々からご回答をいただきました。


 主な特徴点


 「木育」の認知度は,「木育」という言葉を知っている人が全体の1/4,4人に1人にとどまっており,一層の普及が必要です。

 「木育」に対する共感度は,「共感できる」,「ある程度共感できる」を合わせると全体で95%を超えており,多くの道民の方々から支持を得られています。

 また,「木育」の取り組みは,「実際に森林の中で体験し,環境などについて学ぶこと」,「散歩やハイキングなど生活の中での森の利用」など,「森林」の利活用を主体とした体験や取り組みの割合が高くなっています。


 各設問から読み取れること


問1 「木育」の認知度

 「木育」という言葉を「知っている」が24.8%となっています。人口規模別では,札幌市が19.6%と最も低く,また,年代別では,年齢層が高くなるにつれて「知っている」の割合が高くなっています。

木育の認知度(N=1_305)



問2 「木育」のイメージ

 「森に親しみ,その役割や環境に興味を持ち,理解すること」が69.8%,次いで,「木にふれ親しみ,その性質に興味を持ち,理解すること」が48.7%となっています。



問3 「木育」に対する共感度

 「共感できる」が56.2%,次いで「ある程度共感できる」が39.6%で,この2つで全体の95.8%を占めています。

木育に対する共感度(N=1_305)



問4 「木育」について子どもの頃から必要な体験等

 「実際に森林の中で体験し,環境などについて学ぶこと」が76.0%と最も多く,次いで「森や木がある身近な公園で遊ぶこと」が45.7%,「木を使ったモノづくり(木工教室など)を行うこと」が25.5%となっています。



問5 「木育」に関して参加できる取り組み

 「散歩やハイキングなど生活の中での森の利用」が64.4%,次いで「子どもたちが森や木と親しむ機会の提供」が33.9%,「家や家具など生活の中での木製品の利用」が27.7%となっています。



問6 「木育」の推進に向けて必要な行政(道)の取り組み

 「森や木にふれ親しむことができる公園の整備」が60.2%,次いで「森づくり活動や木製遊具などにふれ親しむ機会の提供」が46.7%,「緑にあふれ,木が豊富に使用された幼稚園や学校の整備」が36.7%となっています。



 今回の道民意識調査により,「木育」に対して多くの道民の方々が共感を持ち,支持を得られていることから,情報発信や普及啓発の工夫による認知度の一層の向上と,「木育」の取り組みとして道民ニーズが高い「森林」の利活用への対応が必要です。
 一方,木を使ったモノづくりなどを通じ,木材に対する親しみやその良さを知ってもらう取り組みも重要です。



(水産林務部林務局林業木材課 林業木材グループ)



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