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 ●特集『平成20年 研究成果発表会』

『平成20年研究成果発表会』を開催しました

企画指導部 普及課 中嶌 厚

 平成20年4月17日(木),旭川市大雪クリスタルホールを会場にして,「平成20年 北海道森づくり研究成果発表会(木材利用部門)」を開催しました。

 16回目になる今回は,発表会場をいつもの国際大会議室から音楽堂(コンサートホール)に移し,林産試験場の研究成果の紹介のほか,森づくりセンターや町,森林組合などによる活動事例報告を行いました。当日は平日にもかかわらず約280名の参加者があり,木材利用に関する様々な情報の収集・交換が行われ盛況な発表会となりました。

 発表は,15件の口頭発表(支庁1件,森づくりセンター3件,町1件,当場10件),16件の展示発表(森づくりセンター2件,森林組合1件,当場13件)を行いました。

 口頭発表では,森づくりセンターなどから<地域からの事例報告>として地域産材を住宅や農業施設へ利用する取組や広域ネットワークづくりの活動事例などの報告を,当場からは<木質バイオマス>,<機能性食品>,<住宅>,<集成材>の4分野の発表をひとつの会場で通しで聞いていただきました。昨年までの二会場での発表とは違って,聞き逃しがなく発表中の参加者移動も少ないなど,終始落ち着いた雰囲気で進行が図られたものと思います。

 展示発表では,音楽堂入口のロビー「ホワイエ」を会場に,林産試験場の開発技術や共同研究の成果品,森づくりセンターや森林組合の取組を紹介するポスターパネルを展示しました。それらの前では来場者からの質問に応対する研究担当者の声が,終日途切れることがありませんでした。

 また,技術相談コーナーを別室に設け,発表内容に対する質問や企業の方がこの日にあわせて用意された相談などに当場研究員が応対しました。相談内容によっては,今後,共同研究などによる連携の可能性が期待されるものもあり,企業ニーズと研究シーズの実効性のある出会いの場となっています。

 本特集では,当日の口頭発表の内容を掲載します。ご一読いただき,興味を持たれた研究情報があれば,まずは林産試験場(普及課技術係,内線368)までお問い合わせ下さい。


左:音楽堂での口頭発表の様子,右:展示発表の様子



特集『平成20年 研究成果発表会』目次

■口頭発表■
<地域からの活動事例報告>
地域材住宅推進に向けての取組PART1~地域材住宅に関する意識調査結果から~
地域材住宅推進に向けての取組PART2~建築促進に向けてのネットワーク化の取組~
地域スタイルにあった地材地消の取組~農・林業の連携から生まれる地域産木材活用セミナー~
森林認証材を活用した住宅建築の促進

<木質バイオマスの利用>
木質系バイオマス燃焼灰の有効利用に向けて
森林バイオマスの熱処理による機能化と、畜産施設、農地での利用の試み

<機能性食品の可能性>
きのこを原料とした機能性アミノ酸「GABA」の富化について
道産針葉樹に含まれる機能性糖脂質

<住宅関連>
木造住宅の腐朽診断
電磁波シールド性能を有する合板の開発
光触媒材料の空気浄化機能評価技術の構築

<集成材>
小断面集成材による組立式ブロックの開発
道産材を用いた異樹種集成材に関する取組
集成材用ラミナの品質を向上させる乾燥技術の開発
集成材の耐火性能を向上させる技術

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