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行政の窓

北海道洞爺湖サミットにおける道産木材の活用


 

 地球温暖化対策の世界的な枠組みが重要議題となった「北海道洞爺湖サミット」は大きなトラブルもなく終了しましたが,開催地として道民のみなさんや世界の人々に,北海道について発信する絶好の機会として,様々な場面でPRが行われました。
 道産木材をPRするため,林業木材課でも運営組織であるサミット道民会議などに情報提供などで協力したところです。
 今回は,環境負荷が少なく,地球温暖化防止にも効果のある地域の木材=「道産木材」が本サミットでどのように活用され,PRされたかをお知らせします。


サミットの関連施設でのPR

(1) 国際メディアセンター(IMC)
 4000人を超える国内外の報道関係者の情報発信拠点となる施設で,環境に配慮し3R(リサイクル・リユース・リデュース)を徹底した設計となっています。また,雪を利用した冷房システムや壁面緑化ルーバーなど,環境負荷低減の工夫がなされています。
 道産木材では,上述のルーバーや内装材としてカラマツやトドマツが随所に使用されました。これらの部材についても,解体後に再利用される予定です。

IMC全景

壁面緑化ルーバー(カラマツ)

ウッドパネルの床(トドマツ)

(2) 北海道情報館
 IMCに隣接するホテル内に設置された報道関係者向けの展示施設で,北海道の魅力を8つのテーマに分けて紹介しました。
 テーマの1つ,北海道の森林を再現した「森のゾーン」では,各国の報道関係者に見て・触れて道産木材の良さを体感していただきました。北海道の取組として地材地消や違法伐採対策,木育などをパネルで紹介したほか,北海道型ペレットストーブなど木質バイオマス関連の展示や,道産木材のドンコロ椅子,「木の砂場」や木製遊具も大変好評でした。

情報館の様子

木育展示(木の砂場)

木質バイオマス関連

様々な木製品としての活用

 道産木材を使った製品が,様々な場面で活用されました。
 G8首脳などへは,道内のクラフト作家によるエゾマツの収納箱やカバのメッセージボードがウェルカムギフトとして贈られました。関連行事であるJ8(ジュニアサミット)の参加者には経木のハガキや菓子箱などが贈られたほか,参加者へのお弁当には経木製品や道産の割り箸が使われました。
 また,同じく経木のうちわ,書類ファイルが報道関係者向けのノベルティとして採用され,IMC内の食事コーナーにも道産割り箸が置かれました。
 その他,サミット広報ポスターを展示するにあたり,森林認証を受けた道産トドマツを用いたイーゼルが使用されました。

ギフトやノベルティグッズの例(メッセージボード,経木製品,割箸など)

その他の関連イベント

 サミットの開催にあわせ,道内外の行政機関や企業・団体の環境への取組を広く紹介する「サミット記念環境総合展2008」が札幌ドームで開催され,8万人を超える来場者が環境問題への意識・知識を高める契機となりました。当課でも展示ブースを設け,道産木材に関するPRを行いました。

また,森林資源の循環への理解を促進する「北の大地の森林づくり道民運動」の一環として,道産木製品が数多く展示される「北の大地の森林づくり展」が8月にアクセスサッポロで開催される予定です。 

 

環境総合展2008(札幌ドーム)の林業木材課ブース

「北の大地の森林づくり展」
8/9~10(アクセスサッポロ)

最後に

 このように,本サミットでは様々なかたちで,道民のみなさんや世界の人々に道産木材をアピールする機会を得ることができたと思います。
 今回のPRの経験を踏まえ,今後も継続して道産木材が環境にやさしい資源として広く使われていくよう,普及啓発を図っていきたいと思います。

(水産林務部林務局 林業木材課需要推進グループ)

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