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職場紹介

きのこ部 品種開発科

 品種開発科では,シイタケ菌床栽培技術に関する研究,きのこの付加価値を高める研究,消費者にあまり知られていないおいしいきのこの品種開発を進めています。

最近の研究内容


 (1)シイタケ菌床栽培における生産効率向上技術の開発(H17-19)(関連リンク1,2,3

写真1 菌床シイタケ(カラマツおが粉使用)

 北海道のシイタケ生産者は約250人で,きのこ生産者の約80%に当たります。また,生産量は約4,000トン/年できのこ全体の約25%を,生産額は約32億円/年できのこ全体の約35%を占めています。このうち約85%がおが粉を使用する菌床栽培です(平成18年北海道特用林産統計)。
 このような状況を踏まえ,品種開発科では,主に菌床シイタケの生産性向上に取り組んできました。この中で,これまでは不可能と考えられていた針葉樹おが粉を用いたシイタケ栽培の可能性も見出しました(写真1平成18年度研究成果発表会「カラマツおが粉を用いたシイタケ菌床栽培」)。 

(2)きのこの付加価値を高める研究(関連リンク1,2
 きのこに含まれる有用な成分に着目して,きのこの付加価値を高める研究を進めています。

(3)新規きのこの品種開発
 今まで消費者にあまり知られていないきのこの品種開発や,人工栽培が困難な菌根性きのこの研究を進めています。

技術支援


 品種開発科では生産技術科や主任普及指導員と協力して,企業だけでなく一般の方からのきのこ栽培に関する技術相談に応じています。また,企業等と実用化を目指した共同研究を積極的に行っています。

研究設備


 きのこの栽培試験は,空調装置を備えた約20m2の栽培設備を使用して行っています(写真2)。温度やきのこの菌を植えて育てる培地の条件を変えた試験を行い,きのこの発生状況や収穫までの期間の違いなどを把握できます。
 また,液体クロマトグラフィー(写真3)等の分析装置を用いて,きのこの成分に関する基礎的な研究を行うことができます。


写真2 培養室

写真3 液体クロマトグラフィー

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