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行政の窓

道産カラマツ住宅が2000棟を超えました!

 道が調査した結果,平成19年度末までの道産カラマツ住宅の建築棟数の累計が2,300棟に達したことが分かりました。
 カラマツは強度の高い木材ですが,曲がる,ねじれる,ヤニが出るなど住宅分野での利用が敬遠されがちでした。人工乾燥設備の普及や集成材とすることにより欠点が克服され,平成15年度から着実に建築棟数を増やし続けて,平成19年度には年間579棟が建築されるなど,道産カラマツ材の建築分野での利用が徐々に浸透してきています。

図 道産カラマツ住宅棟数(累計)

【道産カラマツ材の利用の現状】

 北海道の人工林の主体はトドマツとカラマツで,その人工林面積に占める比率は52%,30%と2樹種で約8割となっていますが,この2樹種の用途別利用割合を比べてみると,付加価値の高い建築用材としてトドマツ製材が66%(グラフ1)利用されているのに対してカラマツ製材は13%(グラフ2)の利用となっています。
 カラマツ材は安価な材として,付加価値の低い梱包材等で多く利用されていますが,最近の円高等による輸出減少に伴い梱包材の需要見通しは明るくありません。一方,徐々に利用されてきている住宅建築においては平成19年度の北海道の新設木造住宅着工戸数25,514棟に対してカラマツ住宅は579棟と,まだまだ全体の2%程度に過ぎない状況なので,建築分野における道産カラマツ材の更なる利用拡大に期待しているところです。

【北の木の家】

 また,道ではカラマツに限らず,北海道の重要な資源であるトドマツやスギなども含めた人工林材の有効利用を進めるために,「地材地消」の取組を行っています。特に,建築分野での利用がとても重要であると考えていることから,北海道木材産業協同組合連合会が制定した「北の木の家」認定制度を活用して,道産木材を住宅建築分野で有効利用するよう推進していますので,ホームページ等でご確認ください。

グラフ 平成18年度 トドマツ人工林材(製材)の用途別割合
グラフ 平成18年度 カラマツ人工林材(製材)の用途別割合

【参考】

○「北の木の家」の認定
北海道木材産業協同組合連合会のホームページ(ウッドプラザ北海道)
http://www.woodplaza.or.jp/
○「北の木の家」建築推進業者の認証
北海道水産林務部林務局林業木材課のホームページ
http://www.pref.hokkaido.lg.jp/sr/rrm/index

(水産林務部林務局林業木材課 需要推進グループ)

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