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 ●特集『平成21年 研究成果発表会』

平成21年研究成果発表会について

企画指導部 普及課 八鍬明弘

 4月16日(木)に平成21年北海道森づくり研究成果発表会(木材利用部門)が旭川市大雪クリスタルホール-国際会議場を会場に開催されました。口頭発表は,森づくりセンターなどが4件,林産試験場8件,企業1件の計13課題について行われました。展示発表は林産試験場11件,森づくりセンターや材木育種センターで3件の計14件のポスターや試作品などの展示が行われました。
 展示発表会場では見学者が絶えることなく,発表者と活発な意見交換がなされていました。今回は,口頭発表者も展示発表会場にパネル展示を行い,午前,午後1回ずつの展示発表コアタイムで見学者と交流しました。技術相談などは,別に設けたフリースペースで多くの方に利用していただきました。

 約290名の参加者のうち企業・団体からは約120名の参加をいただきました。この数字は林産試験場が業界から期待していただいているバロメータと受け取り,目前に控えた独立行政法人化をにらみつつ,さらなる業界への貢献を図るために,今後の研究成果の普及のありかたの参考にしたいと考えています。

 平成5年から始まった林産試験場の過去の研究成果発表会の概略については,林産試だより2003年6月号で紹介しています。(http://www.fpri.hro.or.jp/rsdayo/10306010101.pdf
 当初は,「林産試験場研究成果発表会」として単独の開催でしたが,平成17年度からは調査研究結果,技術情報,道内各地の木材需要拡大の活動事例を紹介するなど,より総合的な木材利用に関する情報発信,交換の場とするため,林産試験場の職員だけではなく,企業,団体,行政などにも参加していただくようにしました。名称も北海道立林業試験場と足並みを揃えて,「北海道森づくり研究成果発表会」として,森林整備部門は美唄市で,木材利用部門は旭川市で開催しています。

 さて,本特集号では,当日の口頭発表を記事にしてお伝えします。下の写真と合わせて,少しでも当日の臨場感がお伝えできればと考えています。

発表会会場の様子



特集『平成21年 研究成果発表会』目次

■口頭発表■

<地域からの事例報告>
山づくりの顔が見える木材利用プロジェクト-川上と川下をつなぐコーディネーターとして-
日高管内のカラマツ住宅建築促進活動について
「地材地消」への取り組みとこれからの課題
地材地消モデル地区設定の取り組みについて

<住宅構造材など建築材の需要拡大>
カラマツの建築用材としての需要拡大に向けた技術開発
国産材や廃木材を原料とした構造用MDF

<森林バイオマスの合理的利用の取り組み>
化成品原料としての森林バイオマスの利用とそれに向けた成分分離技術
道産きのこのセラミドを主とする機能性成分の生産技術の開発
住宅におけるペレット暖房システムに関する研究

<安全で安心,快適な高付加価値製品の開発>
木材・アルミ複合カーテンウォールへの遮炎性能付与技術の開発
教室内のVOC 低減化の試み-天井編-
教室内のVOC 低減化の試み-床編-
アセチル化木材の製品化・実用化に向けた取り組みの紹介

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