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林産試験場の共同研究制度の御案内

企画指導部 企画課


 林産試験場では,民間企業等のみなさまとの共同研究を毎年15件程度実施しています。共同研究は単独では解決が難しい課題について,企業等のみなさまと林産試験場とで知識・技術・ノウハウを持ち寄り,研究を分担して行う制度です。
 今回は共同研究の制度や手続きについて御案内するとともに,共同研究として実施を御提案できる研究テーマを紹介します。


「どのような研究ができますか?」

 林産試験場には林産業に関する19の研究科があり,それぞれの担当分野で共同研究が実施可能ですが,設備等の都合で対応できないもありますので,まずは御相談をお願いします。
 研究期間は研究テーマによって様々ですが,単年度で終了する課題から,長いものでは5年間にわたって実施したものもあります。

写真 林産試験場でのいろいろな研究の様子

「費用はどれくらいかかりますか?」

 共同研究では,規程により研究員の人件費・施設及び設備の損耗料・光熱水費を除いた直接経費として,打合せ旅費や試験用消耗品などの経費を申請者に負担していただくことになっています。
 研究費の納入は,契約締結後に送付する納付書による金融機関での振込になります。


「契約事項はどのようなものがありますか?」

 共同研究は各年度ごとに契約を締結します。主な事項は以下の通りです。
・共同して発明した成果の共同出願に関して
・共有の権利の優先実施権に関して
・共有の権利を実施する場合の実施契約に関して
・研究成果の公表に関して
 林産試験場ホームページにも掲載していますので御参照ください。

http://www.fpri.hro.or.jp/shien/kyodo.htm

「どういった手続きが必要ですか?」

 担当研究員と事前に研究内容等を打合せ,実施可能となりましたら,1)共同研究申請書の提出をお願いします。準備が整い次第,当場から契約書を送付し,2)契約を締結します。その後お送りする納付書で,3)研究費を納入されましたら研究開始となります。4)研究開始後は,担当研究員と適宜連絡を取り合って研究を進めてください。5)研究終了後に報告書として研究の成果を取りまとめます。

手続きの図解



 共同研究を御提案します!


 林産試験場では下記の研究テーマについて,道内企業との共同研究を考えています。興味があるので話を聞きたいといったものから,製品開発まで見据えた相談をしたいといったものまで大歓迎です。ぜひ担当者まで御相談ください。


研究テーマ

 建具およびエクステリア利用を目指した単板積層圧縮木材の実用化


 窓サッシ等の建具やウッドデッキ等のエクステリアなどに使用する材料には高い寸法安定性が要求されます。それらの用途に適した材料として,単板積層圧縮木材が有力であると考えています。また,試作したサンプルでは強度性能が飛躍的に向上することが確認できました。
 本研究では,具体的な製品開発を念頭に置き,製造工程の最適化を行うことを目的とします。
※樹脂を含浸した単板を積層し圧密した強化木質材料

写真 単板積層圧縮木材

研究項目例

1)単板積層圧縮木材を用いた製品開発
2)工場レベルでの製造工程最適化
3)長期使用特性に対する検討
などを想定しています。


研究担当者から

  「新しい材料で新しい製品を検討する研究です。ぜひ一緒に実用化に向けて取り組みませんか?」
  性能部構造性能科 野田康信(内線436)

 このような共同研究を行っています(平成20年度終了課題)


・木質系バイオマスからのエタノール等生産実証調査
・未利用森林資源の美容をターゲットとした機能性食品素材としての利用に関する研究
・高品質新規きのこ安定生産技術の開発
・道産人工林材の建築用構造材利用における乾燥割れ抑制技術の開発
・環境対応型フェノール樹脂系接着剤の道産針葉樹合板への適用性の検討
・わん曲集成材ガレージの性能評価と部材加工技術に関する研究

写真 共同研究成果品

 ほかにも支援制度があります


 林産試験場では共同研究のほかにも,企業等のみなさまから依頼を受けて林産試験場単独で研究を行う受託研究の制度があります。また,(独)科学技術振興機構や経済産業省等が公募する各種研究委託事業や補助事業について,林産試験場と共同で応募することも可能です。
 そのほかにも技術指導や研修事業など,いろいろな技術支援メニューがありますので,まずはお気軽に御相談していただき,ぜひ林産試験場を御活用ください。


共同研究に関するお問い合わせ先 ⇒ 企画課企画係(内線412)

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