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林産試験場職員特別研修
山田壽夫北海道森林管理局長講話を御紹介します

企画指導部 新田紀敏


 平成21年2月17日,北海道立林産試験場講堂において,試験場職員をはじめとして120人あまりを前に,「林業再生の諸課題〜加工と流通の新展開」と題して御講話をいただきました。山田局長の御略歴は次に示したとおりですが,熊本県の林家に生まれ,日本の林業を「何とかしなくちゃならん」との信念を持って文字通り我が事のごとく林業再興を説いて回っておられます。


山田壽夫氏プロフィール


 今回は,道内の林業問題に取り組むという本務のみならず,豊かな経験を買われて全国各地より講演等を依頼されることも多い超多忙な中,快く貴重な時間を割いていただきました。

 近年,道内人工林の成熟,世界的な木材需給逼迫等の資源背景や,国内の木材需給構造が変化する中,製材業を中心とした道内木材産業は不振を極めています。当場では,資源を生かし生活を豊かにするためには,道産材を活用し,林業・木材産業を振興することが緊急の課題だと強く認識して取り組みを進めています。

 そこで,この分野では全国的に豊富な経験と多彩なアイデアを持ち,各方面へ積極的に発信し続けておられる山田局長に御講話をいただいたことは時宜を得た大変有意義な機会となり,試験研究機関への期待も込められた局長の言葉は今後の研究業務の励みとなりました。

 当日は,スライドにより実例を紹介しながら,売れる製品とは何か,売るための条件は,戦略はと,長年林野庁の中枢で林業・木材産業の振興策立案に携わってきた局長らしい歯切れのよい主張で我々を引きつけました。時に夢を語られ,時に我々研究者を叱咤激励され,あっという間に時間は過ぎました。せっかく用意された話題を完全にはお話しいただけなかったのではないかと心配するほどでした。本当に貴重な御講話をいただき職員一同深く感謝いたします。

 この講話は,業界関係者や森林・林業に関心のある方々にも興味深いものと考え,ここに特集を組んで林産試験場ホームページに公開することとしました。

 この記録は,当日の録音を元に文章化したものを山田局長の御了解を得て当場の責任で掲載するものです。
 なお,文章化に当たっては,臨場感と山田局長のお人柄を伝えようと試みました。そのため,口語体として,多少文法的に不自然な言い回しもできる限りそのままの形で掲載しています。また,スライドで説明している場面等は( )書きで筆者が補足しました。

http://www.fpri.hro.or.jp/yomimono/yamada/yamada.htm

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