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行政の窓

平成20年度北海道木材需給実績について


 この度,平成20年度北海道木材需給実績を取りまとめましたのでお知らせします。

表 平成19年度,20年度の需給量

1 需給量

 平成20年度の北海道の木材需給量は前年度比690千m3減(8.4%減)の7,534千m3でした。
このうち道産材は前年度比146千m3減(3.4%減)の4,187千m3でしたが,輸入材の減少幅が大きかったことから相対的に道産材供給率は上昇し,前年度の52.7%から2.9ポイント増の55.6%となりました。

図 供給実績の推移

2 需要量の内訳

図 製材需要量・住宅着工戸数

(1)製材用
建築材向けが最も多いエゾトド等について,道内の新設住宅着工戸数が木造に限っても前年度よりも約8%減少しましたが,製材需要量はほぼ前年度並みの0.9%増でした。
カラマツについては年度後半からの景気後退の影響を受けて,主要な用途である梱包材出荷の減少が響き,前年度比で12.6%減少しました。
(2)パルプ用
紙需要も景気後退の影響により全般的に減少したため,背板チップを含むパルプ用は前年度比で12.8%減少しました。道産材・輸入材別では輸入材の減少幅が大きく,その量は道産材に近く(102千m3差)なりました。
(3)合板用
建築向けの投資の大幅縮小により合板の需要が減少し全国的には在庫調整が進んだ中,道内では針葉樹の原木消費が増え,全体でも前年度比で7.5%増となりました。
(4)その他用
道外向けの原木移出量の増加により前年度比で約30%増加ました。

図 平成19・20年度のパルプ用需給量,合板原木消費量の推移

図 針葉樹丸太・製材等輸入量の推移


3 輸入材について

(1)丸太
北洋材についてはロシアの輸出税の改正が一部で延期されたものの輸入量は大幅に減少(針葉樹で前年度比77.6%減少)しました。
一方,米材については一部で北洋材の代替需要があり増加(針葉樹で前年度比14.8%増加)しました。
(2)製材・集成材
円高の進行によりヨーロッパの針葉樹製材および集成材が競争力を増したため,製材需要が減少傾向の中で輸入量が増え,針葉樹製材は前年度比で8.3%増加しました。

(水産林務部林務局 林業木材課 木材産業グループ)

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