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職場紹介

技術部 生産技術グループ

 研究内容


 生産技術グループは,木材産業の中核を担う「製材工場」「集成材工場」「木材加工工場」「合単板工場」ならびに「建設業」等のニーズに即した,木材加工技術,木質材料の高品質化技術等に関する研究およびこれらの技術支援を担当しています。特に,最近は森林資源や環境問題等社会情勢の変化から,地域材の積極的な活用が求められており,主に道内の人工林針葉樹材を対象とした製材・乾燥・加工技術や生産コスト低減を図る技術開発等に取り組んでいます。例えば,「カラマツ大径材による建築用材生産技術の検討」「道内カラマツ資源の循環利用促進のための林業システムの開発」等の課題では,成熟期を迎えたカラマツ資源を製材需要の大半を占める建築用材として付加価値を付け,木材産業の体質強化ひいては山づくりへの資金還元を目指しています。
 また近い将来には,同じように成熟期を迎えるトドマツやアカエゾマツを対象として,材質特性に応じた生産技術に関する様々な試験研究を実施する予定です。

 設備


 製材・乾燥試験を行う生産試験棟には,樹皮剥き装置,傾斜型送材車付帯鋸盤,テーブル帯鋸盤,横切り機,高周波熱気複合乾燥装置(写真1)などの設備を保有しています。
 加工試験棟には約20台の木材加工機械があり,実大の集成材を生産するために必要なモルダー,フィンガージョインターなどの設備が揃っています。企業等の製品開発や新製品試作のための「設備使用制度」もあり,大型自動鉋(かんな)盤(写真2),ワイドベルトサンダーなどはこの制度による利用頻度が高い機械です。
 合板試験棟には,実際の工場で行われているような,原木から単板を切削し,乾燥,調板,接着,圧締,仕上げまで行える製造設備があります。その他,合板の性能を測定する試験装置があり,依頼試験への対応も可能です(写真3

写真1 高周波熱気複合乾燥装置 写真2 大型自動鉋盤 写真3 合板の曲げ試験

 技術支援


 生産技術グループでは,製材・乾燥・加工技術および合単板製造技術に関する問い合わせにお答えします。また,必要に応じて工場等現地での技術指導も行っています。このほか,技術研修や各種講習会への講師派遣,製品品質や性能を調べる依頼試験も随時受けていますので,お気軽にお問い合わせください。

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