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行政の窓

道産カラマツ・スギ住宅が,累計で3,470棟になりました!



 環境への配慮や安心・安全を求める道民意識の高まりを背景に,森林資源の有効活用を通じた元気な地域づくりを目指して,道では,地域の木材を地域で使う「地材地消(ちざいちしょう)」の取組を進めています。
 その一環として,住宅建設への道産人工林材の利用を推進してきたところ,道産のカラマツ材を構造用に使った住宅が平成21年度末で累計3,300棟以上となり,道南スギの住宅と合わせると3,470棟になりました。

グラフ 道産カラマツ・スギ住宅棟数,写真 札幌市内に建てられたカラマツ住宅


 カラマツ住宅が増加した要因としては,戦後植えられたカラマツ人工林資源が成熟してきたことのほか,乾燥技術の普及や集成材加工施設の整備により,曲がる,ねじれるといったカラマツ材特有の欠点を克服し,高品質な木材の供給体制が整ってきたことがあげられます。
 また,強度があり独特の色合いを持ったカラマツ材の良さが見直されてきたとともに,地元の材料で家を建てたいというこだわりを持った工務店や消費者も増えてきています。
 同様に,道南地域では,スギ材独特の色味等を活かした家づくりが増えています。

グラフ カラマツ・スギ林齢別面積,カラマツ構造用集成材の出荷量

 曲がる,ねじれるといったカラマツ材特有の欠点は,木が若いときに顕著に現れ(未成熟材と呼ばれます),高齢になると材質が安定するため減ってきます。また,こうした木の変形は,水分が抜けるときに発生しやすいため,木材を人工乾燥させることによっても克服することができます。
 集成材は,人工乾燥させた板をつないで貼り合わせた木材で,強度の優れた工業製品です。道内の工場では特に平成12年度以降に,住宅の柱や梁用の集成材の生産が本格化しました。


 道では,住宅建設における道産人工林材の利用を促進するため,道産木材を使った住宅「北の木の家」の普及促進や,住宅用材を供給できる林分の調査・登録などの取組などにより,道民の皆さんへの普及PRに努めています。

イラスト 道内の人工林から「北の木の家」への流れ


(水産林務部林務局 林業木材課 需要推進グループ)

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