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わん曲集成材を使った多目的ハウス

技術部 製品開発グループ 川等恒治




 平成22年10月28~30日に,幕張メッセ(千葉県千葉市美浜区)」において,『第2回 国際エクステリアEXPO』(主催:リード エグジビジョン ジャパン株式会社・日本フローラルマーケティング協会)が開催されました。
 期間中は悪天候にもかかわらず,同時開催の『第7回 国際フラワーEXPO』『第4回 国際ガーデンEXPO』も含め3万人以上もの人が来場するという盛況ぶりでした。

写真 第2回国際エクステリアEXPO会場の様子


 この『エクステリアEXPO』では,国内外の専門メーカーがデッキ,アウトドアファニチャー,ライト,ブロック,表札など,様々なエクステリア製品を出展していましたが,その中に日本ドアコーポレーション株式会社(千歳市上長都)が林産試験場との共同研究で開発し,その後製品化した「わん曲集成材を使った多目的ハウス」が展示されました。今回はこの多目的ハウスを紹介します。

 わん曲集成材は,挽き板(ラミナ)を数枚重ねて曲げながら接着して作った材料で,その名のとおり,わん曲しています。この多目的ハウスの特徴は,なんと言ってもそのわん曲集成材を使うことで得られる曲線を基調としたデザインです。屋根を丸くすることで,非常に柔らかいデザインになっています。また,接合部が少なくなるので,組み立ての手間の軽減にもつながっています。

   屋根は開閉式にすることが可能で,屋根の半分がスライドして開きます。全開にすれば大きな面積で空が直接見えるので,非常に開放的な気分になるでしょう。

写真 湾曲集成材を使った多目的ハウスの展示 (動画スイッチ)写真 開閉式の屋根が電動で動く様子

屋根の開閉(動画)
ここを押してください WMV形式(39MB)


 この多目的ハウスは,いろいろな使い方が考えられます。まずは軽自動車やバイク,自転車などのガレージです。これまで直線的なイメージの強かった木製ガレージと異なり,丸みのあるデザインがユーザーの愛車をさらに魅力的に演出するのではないでしょうか。
 次に温室としての使用です。屋根や壁にポリカーボネイト等を使うことにより,十分な光を得ることができ,また太陽光と可動式の屋根によって,植物の生育に適した環境を調えることができます。

 さらに庭でバーベキューなどを行うときのガーデンキッチンとしての利用も考えられます。その他,ペット等の飼育舎としての利用や,もちろん物置として使うこともできます。

イラスト 多目的ハウスのいろいろ


 今回の『国際エクステリアEXPO』では,多くの方がわん曲集成材を使った多目的ハウスに興味を持ってくださいました。そして,それぞれが自分なりの使い方を想像し,実際に使っている場面を思い浮かべているようでした。木材のあたたかみと柔らかみのあるデザインは,きっと様々な場面に調和するのではないかと思います。今回紹介した多目的ハウスに興味を持たれた方は,日本ドアコーポレーション株式会社(http://www.nidoco.co.jp/) に連絡してみてはいかがでしょうか?

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