光珠内季報-平成24年度-

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No.168
(2013.3)
北海道産ブナ種子採取の体制整備について~道産ブナ苗木の安定供給のために~ (PDF,2.27MB) 阿部友幸 p.1~6
失われたブナ林の再生には,苗木の植栽という手段がとられる。植栽には良質な苗木が必要であり,良質な苗木を作るには質の確かな種子の供給が不可欠である。林業試験場は,北海道産ブナ種子の安定供給を目的とした強固な体制の実現に向けて活動を始めた。
殺そ剤の地上配置のしかた (PDF,1.30MB) 中田圭亮・雲野 明・佐藤滝也 p.7~10
野ネズミから植栽木を守る防除方法の一つが,殺そ剤を使用する化学的手法である。北海道で使用されているリン化亜鉛1%粒剤について,地上配置における配置量,配置時期,配置箇所等について,その概要をまとめて実務者向けに紹介する。
林業試験場における組織培養のあゆみ (PDF,1.98MB) 佐藤孝夫 p.11~17
林業試験場では,1985年から組織培養による増殖の試験研究を始めた。これまで取り組んできたすべての樹種についての試験結果をまとめたので,その概要を紹介する。


No.167
(2013.1)
ヤチヤナギの香りでリラックス!?-ヤチヤナギの組織培養による増殖とリラクゼーション効果- (PDF,1.07MB) 脇田陽一・佐藤孝弘・棚橋生子 p.1~3
ヤマモモ科の低木"ヤチヤナギ"は,株全体に独特の芳香を有しており,新たな天然植物素材として有望である。そこで,ヤチヤナギの組織培養による最適な増殖条件を明らかにするとともに,ヤチヤナギの芳香のリラクゼーション効果について検証した。
グイマツ第2世代精英樹の選抜 (PDF,1.70MB) 来田和人 p.4~8
グイマツとカラマツの雑種「グイマツ雑種F1」は初期成長や材質に優れ,道内で需要の多い造林樹種である。現在,種子は第1世代精英樹を交配させて生産されているが,さらに改良を進めるため第1世代グイマツ精英樹の子供群から第2世代の精英樹を選抜した。
北海道の林地残材集荷可能量を試算する<速報>
【修正版】
(PDF,815KB)
酒井明香 p.9~16
2012年7月1日から再生可能エネルギーの固定価格買取制度(Feed-in Tariff:以下FIT制度)が開始された。木質バイオマス発電を含め,木質燃料として期待される資源である林地残材の北海道内の1年あたり集荷可能量について試算した。その結果,国有林・道有林・民有林を合わせ,全幹集材で約20万トン,全木集材で約36万トンとなった。この数字は,効率的に比較的低いコストで集荷可能な量であり,実際の流通量とは異なる点に留意する必要がある。


No.166
(2012.10)
カラマツマダラメイガの被害が北海道で発生 (PDF,1.02MB) 原 秀穂 p.1~2
葉食性害虫カラマツマダラメイガの被害が2010年に道東のカラマツ林で発生した。この害虫による被害が北海道で確認されたのは,これが初めてである。今後の被害対応のために,害虫や被害の特徴,生態,被害についてとりまとめる。
カラマツ造林地の下刈り年数は地域や環境条件によってどう違うか【修正版】 (PDF,281KB) 中川昌彦 p.3~5
道内のカラマツ造林地の平均下刈り年数について,旧支庁ごとに示した。また環境条件が下刈り年数に与える影響を解析したところ,市町村ごとの地位指数が高いほど下刈り年数は短く,最大積雪深が深いほど下刈り年数は長くなっていた。この解析結果からカラマツ造林地の下刈り年数予測モデルを作成した。
衛星画像を利用した2004年台風18号による苫小牧市民有林の風倒被害把握 (PDF,2.00MB) 菅野正人 p.6~11
2004年9月8日に北海道西方の日本海海上を通過した台風18号による猛烈な風により,支笏湖を中心として北海道全域に渡る大規模な風倒木被害が発生した。被害発生から1週間後に撮影されたSPOT2号衛星を利用した風倒木被害箇所の把握を試み,衛星画像による被害把握の可能性及び,解析結果の現場への情報提供や活用について検討した。衛星画像によって推定された被害面積は画像解析ができた苫小牧市の民有林9,889haのうち1,122ヘクタールであった。解析結果と北海道が現地調査によりとりまとめた被害報告を比較したところ,SPOT2衛星画像により1ha以上の大規模被害の把握が可能であり,被害把握のための現地調査にかかる労力を軽減できることがわかった。


No.165
(2012.7)
林業試験場が平成24年度に取り組む試験研究のあらまし (PDF,3.20MB) p.1~7
多雪地に植栽した広葉樹の成長と雪害 (PDF,1.64MB) 福地 稔 p.8~12
水源かん養や生態系保全など多様な森づくりを目的として広葉樹を植栽する事例が増えているが,多雪地では雪害を受けて期待通り成長しないことが懸念される。そこで,平坦地に植栽され14年経過した箇所を調査し,多雪地での被害状況と樹種による成長の違いを検討した。
針葉樹の根株心腐病菌マツノネクチタケについて その1.
-マツノネクチタケとその近縁種-
(PDF,1.51MB)
徳田佐和子 p.13~16
マツノネクチタケ類は,針葉樹に根株腐朽被害をもたらす重要な樹木病原菌である。これまで正確な名前がわかっていなかった日本産マツノネクチタケ属菌3種(マツノネクチタケ,レンガタケ,南方系未同定種)について分類学的検討を行った結果,日本のマツノネクチタケは,マツノネクチタケ類のうち,病原性が比較的弱く,ヨーロッパトウヒの病原菌として知られるHeterobasidion parviporumであった。レンガタケおよび南方系未同定種はそれぞれ新種(H. orientaleH. ecrustosum)であることが明らかとなり,後者に対してはカラナシレンガタケの和名を与えた。
原生的な天然林の特徴をもった混交林造成に向けて(道央編) -天然生林を構成する樹種の出現パターンから植栽樹種を考える- (PDF,1.83MB) 大野泰之 p.17~22
道央地域の天然林(315林分)を対象に,主要構成樹種(16種)の出現パターンを標高などの立地条件,森林の発達段階との関係から解析した。この結果をもとに,造成目標とするべき混交林の姿を提案し,植栽樹種の適否判定を標高別に行った。

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