「北海道版カラマツ人工林収穫予測ソフトver3」の紹介

●ソフトの概要
本ソフトは北海道のカラマツ人工林において,様々な間伐を実施したときの収穫予測が実施できるソフトです。
ソフトの開発にあたっては,道内民有林約2,700林分での樹高や直径の調査データと,2~5年間隔で約7,000回直径成長を測定したデータを用いました。これらのデータを用いカラマツの地位指数曲線,収量-密度図を作成し,直径成長量をモデル化することにより収穫予測を行っています。
本ソフトは,今後,できるだけ多くの皆様の意見を取り入れながら,予測精度の向上やインターフェースの改善などに迅速に対応していきたいと思います。本ソフトについてのご意見・ご要望は以下までご連絡ください。
なお,本ソフトウェアの使用による損害等については一切その責任を負いません。本ソフトウェアの改変は禁止します。

(地独)北海道立総合研究機構 森林研究本部 林業試験場
森林資源部  経営グループ
〒079-0198  美唄市光珠内町東山
TEL:0126-63-4164
FAX:0126-63-4166

●基本的な機能
1.対象林分の林齢と上層高を入力すると地位指数(40年生時の上層高の平均値)が計算されます。
2.標準地の林齢,地位指数,面積,植栽本数,間伐率を入力すると,林齢10~80年までの上層高,平均胸高直径,径級分布,林分材積,立木密度などが予測できます。
3.間伐方法は全層間伐が標準ですが,下層間伐,上層間伐の予測も実施できます。
4.間伐スケジュールを反映した施業体系図が自動的に作成されます。
5.末口径別丸太本数、育林コスト、二酸化炭素固定量も予測できます。

●動作環境
本ソフトはMicrosoft社の表計算ソフトExcelのデータファイルとして動作します。
以下の環境で動作確認しています。

OS:Microsoft Windows  7,10
Excel: Microsoft Excel  2007, 2010
推奨環境:CPU1GHz以上

●配布ファイル
配布ファイルには,"カラマツ収穫予測ソフト使用手引きver3"(PDFファイル)と,"カラマツ収穫予測ソフトver3.12"(Excel 2007, 2010用)の2つのファイルがあります。これらをHPからダウンロードしハードディスクに保存してください。

●ダウンロード

●バージョンアップ情報
Ver2.01:ver2.0では上層間伐と下層間伐で間伐経費に間違いが発生する場合がありましたが修正しました。また、ver2.0では一部の配布ファイルに二酸化炭素固定量の評価が欠落しているものがあったので修正しました。
Ver2.02:Ver2.01では末口径別丸太本数の予測が主林木、間伐木ともに10番玉まで設定可能でしたが、Ver2.02からは主林木は15番玉まで設定できるようになりました。また、"入力方法2"を用いたときは、樹高データを"あり"に設定してしまうと初期林分材積に間違いが生じる場合がありましたが、これを修正しました。
Ver2.03:末口径別丸太本数の予測が主林木では20番玉まで設定可能になりました。また、丸太の材長の入力方法を改善しました。
Ver.2.04:立木データの樹高で"データあり"を選択し、樹高データに欠測値がある場合の樹高推定方法を改良しました。また、胸高直径"データあり"の施業体系図において、間伐年の木の図のズレを修正しました。
Ver3.0:データありのときは地位指数が自動計算できるようになりました。間伐率に100を入力したときの誤表示を修正しました。末口径別丸太の本数だけでなく材積も計算でき、採材方法も立木直径ごとに異なる設定ができるようになりました。育林コストの計算を最新の造林事業標準単価に従って計算できます。末木、追上材をバイオマスとしたときの評価ができます。
Ver3.1:間伐木および主林木末口径別丸太のワークシートで計算式等の間違いがあったため修正しました。
Ver3.11:間伐木および主林木末口径別丸太のワークシートで計算式、標準単価の計算式に間違いがあったため修正しました。
Ver3.12:間伐木末口径別丸太のワークシートで表-6材長(既定値)の一部に間違いがあったため修正しました。

●カラマツ収穫予測ソフトに関する研究成果

 

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