【指導参考事項】
亜麻乾燥法改善に関する試験成績
農林省北海道立農業試験場作物部
北海道立十勝農業試験場

1. 目的
 収穫した亜麻茎の乾燥法については、ポリエチレンフィルムの被覆によるバラ干し乾燥が昭和36年から普及されているが、バラ干し乾燥は抜き取り後半日程度地干しを行って、横木に立て掛け、雨天以外はかならずポリフィルムをはずすことを原則としている。しかるに、ポリフィルムを被覆したまま放置されることが多く、うつ蒸茎が意外に多い。
 天候によってポリフィルムをかけたり、はずしたりするわずらわしさを省略しようとして、ポリフィルムのヤネ形乾燥法と、バラ干し乾燥のポリフィルムの乾燥法を検討した。

2. 試験方法
 (1) 試験区別
乾燥法 北農試 十勝農試
昭38 昭39 昭40 昭38 昭39 昭40
ヤネ形      A
 〃  (開張)  B
換気網付ポリフィルム
バラ干し  (標準)
竹トンネル (参考)

 (2) 供試品種
   両場所ともウイ-ラ
 (3) 供試材料
   第3図及び第4-3表参照。

3. 試験結果
 (1) 昭和38年度成績
  ア 北農試-乾燥始の2日間は比較的日照が多かったが、後半の4日間は降雨があり、乾燥期間は風弱く多雨寡照に経過した。7日目には結束前に内部の茎を午前中に日光にあて、本積みした。乾燥期間は6日間であった。抜き取り後4時間の地干しで乾燥重量は生茎重量の63%に減り、バラ干し乾燥開始の茎水分は55%形Aの乾燥能率は、ポリフィルムのかけはずしを励行した「バラ干し」と大差がなかった。「ヤネ形A」のバラ干し茎内の温度は霧場の温度と大差ないが、第1図のように「バラ干し」は午前6時頃からバラ干し茎内の尾温度が上昇し、フィルムをはずす午後8時頃にはすでに40℃に達した。また日中の降雨で再びフィルムをかけた場合(8月1日、3日)、日照が少ない曇雨天でも35℃以上の高温となった。晴天の場合は更に高温になるから、日中は雨後すみやかにポリフィルムを取りはずさないと乾燥初期の茎水分では中から蒸れてくることが考えられる
 原茎品質は、「ヤネ形A」が「バラ干し」よりやや良質であった。
 「ヤネ形B」も、乾燥経過は「ヤネ形A」と大差がなかった。
  イ 十勝農試-「ヤネ形A」、「ヤネ形B」とも、乾燥能率は「バラ干し」と大差なかった。バラ干し6日目までの気象は、日照は9時間しかなかったが、降水量は0.6mmで少なく、「バラ干し」はポリフィルムを取りはずした時間が多かったため比較的よく乾いた。
 (2) 昭和39年度成績
  ア 北農試-乾燥始から雨の日が多くまた風の強い日があったが、乾燥前半は寡雨寡照、乾燥後半は多雨多照に経過した。乾燥期間は13日であった。収穫後地干しを行ったが、小雨が降り、地干しの乾燥効果は低く、乾燥4日目の茎水分は高かった。
 「ヤネ形A」は「バラ干し」に比し乾燥能率が良かったが、曇雨天で乾燥がながびき、うつ蒸茎が3~5%認められた。ポリフィルムを被覆したまま乾燥した「バラ干し」は、バラ干し茎内の温度が高く、うつ蒸茎は最も多かった。原茎品質は5等茎で「ヤネ形A」に比し1等級劣った。「ヤネ形A」は最大風速6~7m以上になるとポリフィルムの補修が必要であったが、最大風速が4~5m程度であるとポリフルムの破損はなかった。
  イ 十勝農試-乾燥前半は比較的順調な天候で乾燥能率はポリフィルムのかけはずしを行った。「ヤネ形A・B」と「バラ干し」乾燥の差がなかった。「バラ干し」はポリフィルムをかけたままにしておくと、表層部温度は朝5時頃より上昇しはじめ、日照の影響により変異は大きいが、8時頃で44℃に達する日があった。終日被覆したままでうす日がさした日は55℃になった。曇雨天の場合でも、終日被覆では「ヤネ形」に比べて「バラ干し」の温度がかなり高かった。
 (3) 昭和40年度成績
  ア 北農試-乾燥を始めた翌日から雨量は少ないが雨の日が4日あり、乾燥前半は寡雨寡照に経過したが、雨の日は気温が低かった。乾燥後半は晴れて日照も多かったが、最大風速7~8m以上の風が吹き、ヤネ形乾燥の限界を示した。乾燥期間は7日であった。収穫時の生茎水分は約54%で例年より約10%低かった。抜き取り後4時間地干しを行った。「換気網付ポリフィルム」は換気ふたの開閉のみで乾燥したが、乾燥能率は「ヤネ形A」と大差なかった。原基品質は「ヤネ形A」が2等級で、(換気網付ポリフィルム)より1等級良質であった。
  イ 十勝農試-乾燥期間の前半は比較的天候が良く、「ヤネ形」乾燥と「バラ干し」に差がなかった。乾燥後半になって終日ポリフィルムを被覆した日が多く、「バラ干し」の1部にうつ蒸茎が認められたので、「バラ干し」、「ヤネ形」とも茎を反転した。原茎品質は差がなかったが、繊維品質は「バラ干し」より「ヤネ形」が良質であった。

4. 試験結果の総括
 「ヤネ形」及び「換気網付ポリフィルム」乾燥法の特質を検討すると次ぎのようである。
 (1) ヤネ形乾燥
  ア 「ヤネ形」乾燥法は通気がよく、乾燥能率はポロフィルムのかけはずしを完全に励行した「バラ干し」と差がないが、乾燥終了後の原茎品質は「バラ干し」よりも良質であった。
  イ 「ヤネ形」は最大風速4~4m程度の風ではポロフィルムが破損しないでもつが、最大風速6~7m程度以上の風が吹くときはヤネ形乾燥の限界を示した。
  ウ 「ヤネ形A」の設置は、「バラ干し」と比較すると約2倍の労力を要するが、ポリフィルムのかけはずしを行う「バラ干し」の管理労力を加えると「ヤネ形A」の方が少ない。
 「ヤネ形B(開張)」は「ヤネ形A」よりも幾分多くの茎を収容できる長所があるが、資材と設置労力を多く要する欠点がある。
 (2) 換気網付ポリフィルム乾燥法
  ア 抜き取り後半日の地干し効果が高く、茎がある程度乾燥していると、乾燥前半はが寡雨寡照の気象条件下では換気ふたの開閉のみで乾燥に支障が認められなかった。
  イ 半日地干しの効果が低く、茎の水分が高いと、ポリフィルムをかけはずしする「バラ干し」の場合と同様に、換気ふたの開閉のみでは、うつ蒸茎を生ずるおそれがある。このような場合にはやはり乾燥初期は換気網付ポリフィルムのかけはずしが必要であろう。しかし乾燥後期は換気ふたの開閉のみで乾燥できると思われ乾燥後期の労力軽減からもポリフィルムのかけはずしをする「バラ干し」乾燥より実用性が高いと思われる。

5. 普及上の注意事項
 (1) ヤネ形乾燥法
  ア 降雨がなく風のみ強く吹く場合は、破損防止のためポリフィルムを一方にかた寄せてその後の乾燥にそなえる。
  イ 「ヤネ形」乾燥のうち、開張形の場合には幾分多くの茎を収容できる長所があるが、資材と設置労力を多く要する欠点がある。
 (2) 換気網付ポリフィルム乾燥法
  ア 換気網付ポリフィルムのかけはずしを励行し、乾燥後期は換気のふたの開閉のみで乾燥できる。
  イ 半日地干しの効果が高く茎の乾燥がすすんでいる場合は、換気ふたの開閉のみで関すしてさしつかえない。
 以上の両乾燥とも横木に茎を立てかけるバラ干しの要領は、ポリフィルムによるバラ干し乾燥性の場合に準ずる。

6. 試験成績表
 (1) 昭和38年度
  ア 乾燥中の畑気象(北農試)
月 日 7月30日
(収穫日)
7月31日
8月1日
8月2日
8月3日
8月4日
8月5日


最高 32.5℃ 31.4 30.5 27.9 28.2 23.8 25.3
最低 21.2℃ 20.3 20.3 20.5 19.2 20.1 19.5
9 時 28.7℃ 27.8 27.8 22.7 27.3 22.7 22.5
日照時間 5.2h 7.1 3.2 1.5 2.0 0.9 5.0
降水量 -mm 25.3 1.9 33.2 1.5
平均風速(9時) 3.0m 1.7 2.4 0.0 1.5 0.2 2.0
天   候 曇のち晴 曇のち晴 曜のち俄雨 曇時々俄雨 曇午後から雨 曇のち雨 曇のち次第に晴

  イ 乾燥経過と茎の品質(北農試)
試験区別 茎の水分含量 温度(7.31~8.4平均) バラ干
し厚さ
(cm)
収容
生茎重
(kg)
原茎
品質
(L)
生茎
(%)
4時間後
(%)
4日目
(%)
7日目(%) 最高
(℃)
最低
(℃)
9時
(℃)
ヤネ形A 70.4 55.0 39.3 22.8 29.2 21.2 26.8 32 200 4上
ヤネ形B 71.0 55.1 36.7 22.2 32 200 4下
竹トンネル 71.6 53.5 34.6 21.3 20.8 20.8 25.4 37 200 4中
バラ干し 70.6 56.2 40.9 23.4 23.4 23.4 27.8 30 200 4中
  霜場
28.4

20.2

25.7
   

  ウ 乾燥経過と繊維調査成績(十勝農試)
試験区別 第1回試験 第2回試験
茎の水分 バラ干
し厚さ
(cm)
収容
生茎重
(kg)
茎の水分 繊維
生茎
(%)
地干後
(%)
3日目
(%)
6日目
(%)
8日目
(%)
脱種時
(%)
地干後
(%)
3日目
(%)
6日目
(%)
8日目
(%)
18日目
(%)
歩留
(%)
品質
(L)
ヤネ形A 62.6 51.0 42.7 39.2 24.7 14.0 32 198 31.0 30.0 23.2 18.6 13.3 13.6 3L
ヤネ形B 63.1 51.4 43.3 34.5 26.1 13.2 36 368 31.6 39.9 23.9 19.8 12.8 13.5 3
バラ干し 63.1 40.6 40.6 27.8 16.2 12.2 31 199 33.0 31.8 25.0 17.9 12.4 14.2 4A

 (2) 昭和39年度
  ア 乾燥中の畑気象(北農試)
月 日 8月11日 12日 13日 14日 15日 16日 17日 18日 19日 20日 21日 22日 23日 24日


最高 28.2℃ 29.6 27.0 25.9 26.3 26.2 26.0 27.5 27.0 28.4 25.2 22.0 23.0
最低 17.0℃ 22.1 20.1 18.1 20.0 21.7 19.0 19.7 17.2 19.4 21.0 18.3 14.6
9 時 22.8℃ 27.0 23.7 23.0 22.7 22.2 23.6 26.0 23.7 26.4 21.5 20.0 18.0
日照時間 0.4h 1.8 3.6 1.0 9.1 9.6 6.7 8.1 0.1 1.5
降水量 1.0mm 0.6 4.8 8.1 4.0 0.1 55.4 8.1 0.2 28.0
平均風速(9時) 4.7m 1.0 1.7 1.0 3.2 0.0 3.0 1.7 1.8 4.2 1.8 1.8 1.3 4.7
天   候 曇夜雨
夕方
風強い
晴曇 曇夜雨
朝風
やや強
雨曇雨 晴朝風
やや強い
曇午後
風やや
強い
晴1日中
風強い
雨曇 曇夜雨
朝風
強い

  イ 乾燥経過と茎の品質(北農試)
試験区別 茎の水分 温度(8.11~8.23平均) バラ干
し厚さ
(cm)
収容
生茎重
(kg)
原茎
品質
うつ
蒸茎
生茎
(%)
4日目
(%)
7日目
(%)
10日目
(%)
13日目
(%)
最高
(℃)
最低
(℃)
9時
(℃)
ヤネ形A 66.3 56.9 48.3 21.6 12.5 25.8 20.6 23.1 33 200 4中 3~5%
竹トンネル 66.7 57.3 48.0 30.1 13.6 27.0 20.4 25.2 32 200 4中 3~5
バラ干し(被覆) 68.7 66.2 52.5 33.9 14.8 33.3 21.0 28.5 34 200 5上 茎5~10
さく30~50
  霜場
26.1

19.3

23.2
 

  ウ 乾燥経過と原茎品質・繊維調査成績(十勝農試)
試験区別 生茎
(g)
乾茎/生茎 バラ干
し厚さ
(cm)
収容
生茎重
(kg)
原茎
品質
繊維
地干し後
(%)
3日目
(%)
6日目
(%)
11日目
(%)
22日目
(%)
歩留
(%)
品質
(L)
ヤネ形A 3.000 84.4 72.8 57.3 46.5 36.6 29 125 3下 19.05 3
ヤネ形B 3.000 83.8 71.9 56.8 46.2 36.9 29 127 3中 17.21 3
バラ干し 3.000 84.6 84.6 56.2 45.0 36.2 29 115 3下 19.25 3

 (3) 昭和40年度
  ア 乾燥中の畑気象(北農試)
月 日 8月11日 12日 13日 14日 15日 16日 17日 18日


最高 25.5℃ 22.0 22.0 21.0 24.3 26.6 26.7 30.9
最低 18.0℃ 18.0 14.0 14.5 15.5 15.5 18.8 20.0
9 時 25.5℃ 21.2 17.0 18.6 20.5 24.0 24.0 26.4
日照時間 7.7h 7.4 11.8 9.4
降水量 -mm 2.8 2.7 1.4 0.1
平均風速(9時) 0.7m 0.3 0.0 0.7 3.3 7.0 5.3
天   候
のち
曇のち
一時
小雨
朝雨
のち
曇のち
霧雨
朝雨
のち

小雨
のち曇
晴午後
より
風強い

1日中
風強い


強い

  イ 乾燥経過と茎の品質(北農試)
試験区別 茎の水分 温度(8.12~8.17平均) バラ干
し厚さ
(cm)
収容
生茎重
(kg)
原茎
品質
(等)
生茎
(%)
4時間後
(%)
4日目
(%)
7日目
(%)
8日目
(%)
最高
(℃)
最低
(℃)
9時
(℃)
ヤネ形A 56.3 39.1 33.9 18.5 14.8 24.8 19.5 22.4 33 200 2
換気網付
ポリフィルム
53.9 37.7 34.2 20.5 15.3 28.8 19.8 24.8 34 200 3

  ウ 乾燥経過と原茎品質・繊維調査成績(十勝農試)
試験区別 生茎
(g)
乾茎/生茎 バラ干
し厚さ
(cm)
収容
生茎重
(kg)
原茎
品質
(等)
繊維
地干し後
(%)
7日目
(%)
14日目
(%)
21日目
(%)
歩留
(%)
品質
(L)
ヤネ形A 3.000 89.6 59.5 51.2 47.6 32 120 3上 14.75 2
ヤネ形B 3.000 87.8 63.5 53.6 48.8 34 130 3中 14.83 3
バラ干し 3.000 88.7 64.8 56.1 50.7 30 110 3中 14.75 3

 (4) 所要学力および原材料費
  ア 所要学力
区  別 年次 北  農  試 十勝農試
10a当り
設置労力
(分)
百分比

(%)
生茎200kg当り乾燥労力 10a当り
所要労力
(分)
百分比

(%)
10a当り
設置労力
(分)
横木
立掛
(分)
ポリフィルム 結束

(分)


(分)
着脱
(分)
開閉
(分)
ヤネ形A 38 28.8 25.1 44.3 69.4
39 29.6 22.0 45.6 67.6 35.0
40 49.2 13.8 53.2 67.0 38.0
平均 35.9 00.5 20.3 47.7 68.0 375.9 88 36.5
ヤネ形B 38 106.2
39 120.0
40 110.0
平均 106.2 694 20.3 47.7 73.2 446.2 104 115.0
換気網付ポリフィルム
(被覆)
40 13.6 89 20.3 (3.5)
5.2
47.7 73.2 364.0 85
竹トンネル 38 70.4
39 37.3
40
平均 53.7 352 20.3 47.7 68.0 393.9 92
バラ干し 着脱 38 13.8 20.3 (8.5回)
37.4
47.7 105.4 428.6 100
被覆 39 16.8 20.3 47.7 68.0 354.7
  平均 15.3 100
  注) 1. 10a当り所要労力は生茎1.000kgとして試算した。ただし、ポリフィルムの着脱、閉鎖労力は生茎100kg当りの2倍とした。
     2. 10a当り設置労力は材料の準備および運搬の時間を除く。

  イ 設置の作業別労力(北農試)
区 別 横木設置
(分秒/10a)
組立
(分秒)
横抗打ち
(分秒)
横なわ結び
(分秒)
針金張り
(分秒)
ポリフィルム被覆
(分秒)
網かけ
(分秒)

(分)
ヤネ形A 8.34 8.59 3.00 2.30 6.30 29.6
ヤネ形B 12.36 79.48 79.48 79.48 79.48 13.48 106.2
換気網付
ポリフィルム
9.04 1.20 3.10 13.6
竹トンネル 8.34 4.16 7.26 2.56 4.14 9.50 37.3

  ウ 原材料費(10a当り)
乾燥法 北 農 試 十勝農試
ヤネ形A 丸太  2m   2本  300円
     1.4m   2本  200
横抗 0.9m   4本  150
針金  14m(14番線)   45
ポリフィルム       400
麻なわ(みずなわ)    110 
丸太  2m   2本  300円
     0.5m   4本  150
針金  15m(10番線)   70
ポリフィルム       400
麻なわ40m(トワイン)  110 
        計    1.205         計    1.000
ヤネ形B 丸太  2m     2本  300円
     1.5m     6本  600
抗   0.9m(4.5角)12本  450
ポリフィルム         400
麻なわ80m          220 
丸太  2m   2本  300円
      1m   4本  300
    0.6m   2本  100
    0.5m   4本  150
針金  15m(10番線)   70
     30m(14番線)   90
ポリフィルム       400
麻なわ40m(トワイン)   80 
        計      1.970         計    1.490
換気網付
ポリフィルム
換気網付ポリフィルム  1.200円
なわ60m            50
   
        計      1.250
竹トンネル 根曲り竹2.7m  10本    70
ビニ-ルラブ         150
抗0.9m(4.5cm角)12本   450
針金14m(18番線)       20
ポリフィルム         400
麻なわ40m          110
         計     1.200
バラ干し ポリフィルム          400
なわ60m             50
         計       450
  注) 1.  10a当り横木設置
   丸太    5.4m2本   800円
 
   抗(4.5m角)/m 4本   150円
           計      950円
    
     2.  ポリフィルム
  厚さ     幅     長さ
 0.07mm    3m     10m
     3.  換気網付ポリフィルム
  厚さ     幅     長さ
 0.07mm    3m     10m
  網幅    ふた幅
  40cm    95cm

6. ポリフィルムを利用した亜麻の乾燥法略図
  ヤネ形A
 
  ヤネ形B(開張)
 
  換気網付ポリフィルム
  
  竹トンネル
   
  注) ヤネ形乾燥法は下図に示すようにフィルムの周囲にコテで麻なわを封じこめる。