野菜のセル成型苗生産供給システムと経済評価 | |||||||
【 要約 】 セル成型苗の生産費は既存苗と同程度であるが、セル成型苗の機械利用による移植作業時間はポリポット・手移植の48%に節減される。専門プラントでの生産費は固定費に規定され、苗の平準的供給が可能なプラントでの生産費低下が認められた。 | |||||||
道立中央農業試験場・経営部・経営科、農業機械部・機械科、 園芸部・野菜花き一科 | 連絡先 | 01237-2-4220 | |||||
部会名 | 農業経営 | 専門 | 経営、作業、栽培 | 対象 | 葉茎菜類 | 分類 | 指導 |
【 背景・ねらい 】
野菜産地におけるセル成型苗に対する関心は高く専門プラント導入の動きもみられる。しかし、セル成型苗の経済性に関する成績は乏しいため農家生産における生産費と専門
プラントにおける生産費を明かにし、産地においてセル成型苗供給システムを組む上で
の参考とする
【 成果の内容・特徴 】
【 成果の活用面・留意点 】
セル成型苗の生産供給システムは産地の実状に応じた多様なシステムが考えられる。
セル成型苗の導入にあたっては産地の目標を明確にした上で供給システムを組む必要が
ある。
【 その他 】
研究課題名:野菜のセル成型苗生産供給システムと経済評価
予算区分 :道単
研究期間 :平成4年度(平成4年)
研究担当者:河野迪夫、金子剛、桐山優光、宮浦邦晃、田中靜幸
発表論文等:なし
「平成5年度普及奨励ならびに指導参考事項」 P.406