夏秋どりブロッコリーの栽培安定化技術 | |||||||
【 要約 】 ブロッコリーの夏秋どり栽培では、200〜406穴程度のセル成型で24日前後育苗し、栽植密度は417株/a程度とし、施肥窒素は基肥(0.5kgN/a)と定植後およそ1カ月に施肥(1.0kgN/a)することが有効である。高温・干ばつ条件では、定植から出蕾期までの潅水が有効であり、潅水開始点はpF2.5とする。 | |||||||
北海道立上川農業試験場・研究部・園芸科 | 連絡先 | 0166−85−2200 | |||||
部会名 | 作物 | 専門 | 栽培 | 対象 | 花菜類 | 分類 | 指導 |
【 背景・ねらい 】
北海道では、ブロッコリーの栽培は夏期冷涼で少雨の気候を生かし、夏秋期に増加しているが、夏秋どりでは軟腐病や不整形花蕾の発生が多く、商品化率が低くなる場合が多い。そこで、障害花蕾の発生を抑制し、商品化率の高い、栽培安定化技術を検討した。
【 成果の内容・特徴 】
【 成果の活用面・留意点 】
【 その他 】
研究課題名:夏秋どりブロッコリーの栽培安定化技術
予算区分 :道単
研究期間 :平成6年度(平成3〜6年)
研究担当者:川岸康司・中本 洋・塩澤耕二・黒島 学
発表論文等:夏秋どりブロッコリーの安定栽培(第3報)出らいから収穫までの日数が収穫花らいの退色に及ぼす影響、
北海道園芸談話会報、第26号(1993),
(第4報)窒素の施用量と分施が生育に及ぼす影響,北海道園芸談話会報,第27号(1994)
「平成7年度普及奨励ならびに指導参考事項」 P.84