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中央農業試験場

概要・沿革

概要

 道総研農業研究本部および中央農業試験場は、長沼町(本場)・滝川市(遺伝資源部)・岩見沢市(水田農業G)合わせて約106ha、職員122名をもって構成され、農業研究本部内の試験研究を総合的に企画調整しています。また、道央圏5振興局を対象として地域のニーズに対応する試験や、農業研究本部内共通の専門分野における試験研究を行っています。

沿革

1901年(明治34年)

北海道農事試験場設立
国費により札幌市北18条西11丁目において1haでスタートする。


1910年(明治43年)

北海道農業試験場として、札幌に本場、旭川・十勝・北見・渡島に支場を持つ全道的な試験研究機関となる。


1925年(大正14年)

本場を琴似村(現在の道警交通機動隊庁舎、農試公園付近)に移転する。


1950年(昭和25年)

国立農業試験場と道立農業試験場に分かれる。
道立農業試験場は、札幌に本場、渡島・上川・十勝・北見・根室・天北に支場、滝川に原原種農場という体制となる。


1964年(昭和39年)

本場・支場を廃し、それぞれ独立した7農業試験場(中央・道南・上川・十勝・北見・根釧・天北)、2畜産試験場、原原種農場を含めた10場体制となる。


1966年(昭和41年)

中央農業試験場を札幌市琴似町から長沼町に移転する。


1986年(昭和61年)

原原種農場を再編し、植物遺伝資源センターに改称する。


1996年(平成8年)

中央農業試験場園芸部の花き・野菜研究部門拡充し、花・野菜技術センターを設立する。


2000年(平成12年)

組織再編整備で、中央農試の研究体制を10部から5部体制改める。技術普及部を新設する。2畜産試験場を統合する。


2006年(平成18年)

新たな研究基本計画を策定する。組織再編整備で植物遺伝資源センターを中央農試に統合する。天北農試を上川農試の支場とする。


2010年(平成22年)

22の道立試験研究機関を統合した地方独立行政法人「北海道立総合研究機構」の創設に伴い、農業研究本部及び8場1支場体制となる。