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中央農業試験場

作物G(果樹)実施課題


実施中の試験課題 


○令和5年度試験課題 (実施予定も含む)


課題名 

試験目的・内容

共同実施G



北海道の栽培条件を活かすりんご品種の選定と栽培方法の確立

 北海道において高品質で安定的に生産出来るりんご品種の選定を行う。また、加工利用用途にも活用出来る「ひめかみ」「ほおずり」を用いて、収穫時期や高接ぎ更新による樹体生育等について調査を行う。


おうとう品種改良試験

 本道の気象・栽培条件に適した高品質で安定栽培できる品種を育成する。


果樹地域適応性検定試験

(おうとう)

 選抜した果樹の有望系統について、主産地における適応性を検討し、品種としての実用化を図る。


DNAマーカーと雨よけ施設を利用したおうとう新品種の開発強化と普及促進

新品種の早期開発を図るため、現行の品種改良試験では早い段階で的確に評価することが困難なS遺伝子や果実品質などの特性について、地域適応性検定試験に供試する前の段階で評価するとともに、果実肥大性を検定する。また、新品種の苗木供給を迅速に行う。

生物工学G


北海道における醸造用ぶどう品種の栽培特性

 醸造用ぶどうについて栽培面積拡大と収量向上を図るため、品種・系統の道内での生育、収量、果実品質等の特性を明らかにする。また、道産ワイン懇談会が道内各産地で試作中の銘醸品種について、地域の条件とニーズに適合する品種選定のため生育、収量、果実品質等を明らかにする。


北海道における醸造用ぶどうの育苗技術開発および現地実証

 醸造用ぶどう苗木不足解決のため、北海道の気象条件に適した持続可能な育苗技術を開発する


醸造用ぶどうの安定生産に向けた栽培管理技術の開発と樹相診断指標の作成

 醸造用ぶどう栽培において、既存園地内の生産が不安定な箇所の樹勢を適正化し、収量確保を含む安定生産を可能とする栽培管理技術を開発する。また、各産地において収量、果実品質および樹体生育を調査し、安定生産を可能とする新たな樹相診断指標を作成する。

環境保全G

生産技術G

北海道における高品質ワイン製造のためのデータベース構築

 道内醸造用ぶどう主要品種について、各産地での生育期節、果汁成分、ワイン品質の調査および気象観測を行い、北海道産ワイン原料に関するデータベース化を行う仕組みのプロトタイプを構築する。

環境保全G

病害虫G

発酵食品G


果樹わい性台木の特性調査

 国内・国外で育成された台木の特性を明らかにし、本道における適応性を検討する。


特産果樹品種比較試験

(ブルーベリー)

 国内・国外から導入したブルーベリー品種の本道における生育特性を明らかにする。