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中央農業試験場

収集保存管理

植物遺伝資源の保存管理

保存管理の流れ

 

保存管理の流れを図で説明
 

情報の登録

 

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遺伝資源データベース

 

3つの情報を登録しています。

 

  • 来歴情報: 名前・由来・特徴等
  • 特性情報: 開花期・病虫害抵抗性等
  • 在庫情報- 発芽率・在庫量等
     

情報の公開

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http://www.agri.hro.or.jp/grdb/

情報は、Webで公開しています。検索した遺伝資源は、試験研究や北海道の地域振興が目的であれば、申請により提供が可能です。

 

植物遺伝資源の活用

  • 道総研農試における主要農作物等の品種改良の育種素材
  • 道内外の研究機関における研究材料
  • 道内における教育や普及展示、地域振興

保存点数

2020年4月現在、合計 28,189 点を保存管理しています。

 

保存種子は発芽力検定を定期的に行い、発芽力の低下や種子量が減少した場合は再生産を行います。

 

圃場での採種が困難な遺伝資源は、難採種温室において曰長と温度を制御し、増殖を行います。

 


 

 

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ベースコレクション貯蔵室(- 10℃、30%RH)
 

 

 


 

 


アクティブコレクション貯蔵室(-1℃、30%RH)
 

検査

 


保存種子の発芽力検定
 

 


 

 


シャレー法による準備
 

  • それぞれの植物に適した温度、光条件で発芽させます。発芽力が低下してきた場合には再生産します。

再生産
 

 

 


 

 

 

  • 難採種温室(1998年建設)短曰処理による大豆の増殖
  • 北海道の気候では実らない道外産の遺伝資源は、遮光カーテン、照明装置を備えた温室で、採種・増殖しています。

圃場における遺伝資源の増殖(麦類)

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