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中央農業試験場

差異分析の手順

差異分析の手順

部門別に、面積、収量、収入、費用等を入力します。なお、基準値と実績値で統一されていれば、利用者によって区分が異なっても問題ありません。

<必要な資料>
組勘データ、簿記データ、乳牛等の個体管理台帳等

<手順>

(生乳の場合)

① 「入力画面シート」を開いてください。

② 経産牛頭数、乳量を入力してください。

③ 生乳部門の粗収益、乳代、期首棚卸高、期末棚卸高、外給費用(飼料費、肥料費、農業薬剤費等の経営外から調達した費用の合計額)、飼料費を入力してください。部門間の按分は、「配賦基準の考え方」を参考におこなってください。

④ 以上で「グラフシート」に差異分析のグラフが作成されます。

(作物の場合)

① 「入力画面シート」を開いてください。

② 差異分析をおこなう部門の面積、出荷量を入力してください。

③ 差異分析をおこなう部門の粗収益、助成金等、期首棚卸高、期末棚卸高、外給費用(飼料費、肥料費、農業薬剤費等の経営外から調達した費用の合計額)、を入力してください。部門間の按分は、「配賦基準の考え方」を参考におこなってください。

④ 以上で「グラフシート」に差異分析のグラフが作成されます。

差違分析のグラフ例

⑤ 左から順に対象とした部門の付加価値額全体の変化の大きさ、付加価値の変化に対する収入と費用の影響の大きさ、収入に対する乳量と乳価の影響の大きさをあらわしています。プラスの影響をもたらしている要因は棒グラフが上に、マイナスの影響をもたらす要因は棒グラフが下に伸びています。
差違分析のグラフ例

⑥ 複数の作物について分析する場合は、「差異分析ファイル」を複製して下さい。