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畜産試験場

人工授精師ご用達「どこでもAIボックス」

人工授精(AI)は、いまや肉牛業界で欠かすことのできない技術です。人工授精の受胎率は、農家の生産性に直結するため、AI師の方々は、常にプレッシャーを感じて作業を行っていることと思います。AI師の方々には少しでも気持ちよくAIを行っていただきたいものですね。そこで、登場するのが「どこでもAIボックス」です。
「どこでもAIボックス」と考案した桜井氏。
「どこでもAIボックス」は、その名の通り、持ち運びに便利なAI用道具箱です。このボックスがあれば、AIの作業効率が格段にアップ!!
「どこでもAIボックス」の内部。①お湯に凍結精液ストローを入れた容器、②注入器、③紙ふきん、④かんし、⑤アルコールめんか、⑥シース管 AIに必要な道具が使いやすいように収められます。
「どこでもAIボックス」のポイント①:ふたが作業スペースになる!これは非常に便利です。これを可能にしているのが適度に調節されたくさりと磁石です(写真参照)。
ふたを閉じた「どこでもAIボックス」。持ち運びに便利な取って付きです。横には直検用ビニール手袋も備えております。
「どこでもAIボックス」のポイント②:裏にひっかけが付いており、AIを実際に行うシュウトなどにひっかけることができる!これは作業を効率にするため非常に重要なポイントです。
*廃材を利用しており、費用はなんと「ひっかけ」代のみ(200円くらい)!!
*材料をそろえれば、誰でも見様見真似で作製できるかと思います。ぜひお試しください。