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畜産試験場

現在の研究内容

現在の研究内容
北海地鶏Ⅲの安定生産を目指した雄種鶏の適正飼養管理法の開発』(令和4年~6年)


 北海地鶏Ⅲの雄種鶏(父親)である大型シャモは、脚弱を主要因とする損耗率が高いことが問題となっており、種卵生産に悪影響が出ています。

 そのため、自然交配による種卵生産の安定性を損なわずに脚弱による損耗を低減させる必要があります。

 本研究では、制限給餌による増体速度の抑制のために、場内試験で詳細な給餌量や体重の推移、繁殖性などを把握し、現地での実証試験を行います。


 脚弱:脚に異常が見られる症状のひとつ。片側あるいは両側の脚の足関節以下が外側あるいは内側に曲がり、歩行障害や起立不能となる。