建築研究本部

建築研究本部庁舎の施設概要

建築研究本部庁舎建物は、環境負荷低減技術に関する研究成果を用いて建設されました。これらの成果が認められ、平成15年に第10回環境・省エネルギー建築賞国土交通大臣賞を、平成17年に第43回空気調和・衛生工学会賞技術賞を、また、平成18年に第10回公共建築賞優秀賞を受賞しました。

 

庁舎に用いられた主な環境負荷低減技術

自然換気

風やアトリウム内の上下温度差による気流など、自然の力を活用した換気システムの導入により、換気動力エネルギー消費を削減しています。

昼光利用

直射日光を拡散し、反射光を利用するほか、アトリウムからの自然光も活用することで、執務室の照明エネルギー消費を大幅に削減しています。

氷・雪冷房

厳冬期の冷たい外気により生成した氷と敷地内に降り積もった雪を保存し、夏季に外気を冷却し執務室に送風する冷房システムを導入しています。