旭川信用金庫包括連携協定締結自治体交流会におけるセミナー開催について
旭川信用金庫様が例年開催している標記交流会において、道総研建築研究本部でセミナーを担当させていただきました(2025年11月10日に実施)。
当日は、上川中・南部の町長様、副市町村長様や自治体職員の皆様、上川総合振興局長様、旭川信用金庫の皆様にご参加をいただき、道総研が各地域と連携して取り組んでいる研究をご紹介するとともに、各自治体の取り組みについて情報交換できる貴重な機会となりました。
セミナーの概要
(1)道総研建築研究本部の取組
建築研究本部長 髙橋 信二
断熱・気密施工の現地指導、道総研まちづくり塾、住民避難のGPSによる検証、空き家の実態調査など、道内自治体と連携して実施している技術支援や研究の取り組みについて紹介しました。


(2)ゼロカーボンに向けた公共施設の取組

北方建築総合研究所建築研究部 主査 阿部 佑平
建築研究本部はエネルギー関連の中でも、特に建築物使用時における省エネルギーを専門としています。その中から近年新築された役場庁舎の実測と検証による省エネ改善の取り組みや、中心市街地のゼロカーボンに向けたシナリオ検討の事例をお話ししました。

(3)農村集落における持続可能な地域運営の取組
北方建築総合研究所地域研究部 研究主幹 牛島 健
同 主査 石井 旭
建築研究本部北方建築総合研究所では、2015年に「地域研究部」を設置し、特に人口減少による課題が深刻化する地域を対象として、持続可能な地域運営に向けた研究に取り組んでいます。これまでの地域研究のあらましや、様々な形態をとりながら各地に形成させつつある地域運営組織の道内外の事例を紹介しました。



