
漁業の情報
漁業許可等の区分 | 第一種共同漁業権漁業 |
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主な操業地域 | 宗谷総合振興局管内 |
取材地 | 宗谷総合振興局稚内市 |
漁場 | 水深0.2~1.0メートル 干出しない岩盤域 |
漁具 | 採取物を入れる袋網 深みではタモ網で採取 |
漁期 | 1~3月 |
漁船規模 | 特に使用しない |
出荷形態 | 生鮮出荷 |
対象魚の情報
標準和名 | アカバギンナンソウ |
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英名 | dulse irideae |
科目 | スギノリ目スギノリ科 |
学名 | Mazzaella japonicua (Mikami) Hommersand |
俗名、地方名 | ギンナンソウ、仏の耳、ミミコ |
混獲魚 | なし |
道内主産地 | 北海道では日本海側(石狩、後志、檜山、留萌、宗谷)と道南太平洋の一部 |
漁業のすがた
ぎんなんそう漁業は、寒風吹きすさぶ1~3月にかけて操業しています。
漁場は水深0.2~1.0メートルの干出しない岩盤域でウエットスーツを着用し、覗きメガネで海中のアカバギンナンソウを探しながら素手若しくはタモ網(深み)で採取します。
採取したギンナンソウは、陸上にて雑物を除去し、根元部分を一つ一つハサミで切り取ります。その後、計量し袋詰め(100グラム)して出荷します。
漁場は水深0.2~1.0メートルの干出しない岩盤域でウエットスーツを着用し、覗きメガネで海中のアカバギンナンソウを探しながら素手若しくはタモ網(深み)で採取します。
採取したギンナンソウは、陸上にて雑物を除去し、根元部分を一つ一つハサミで切り取ります。その後、計量し袋詰め(100グラム)して出荷します。
増殖と管理
増殖や資源管理は特に行ってませんが、採取時間を制限しているほか、ほとんどが素手による採取のため漁獲量も一定量に抑えられています。
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漁具

漁具:採取したアカバギンナンソウを入れる袋網と深みで使用するタモ網
操業

採取1:1~3月の冬期間が操業時期です。

採取2:ウエットスーツを着用し覗きメガネでアカバギンナンソウを探します。

採取3:採取したギンナンソウは腰につけた網袋に一時収容します。

採取4:浮き(タイヤチューブ)についた袋網に収容し、貯めていきます。

洗浄1:採取したギンナンソウは揉み洗いし、雑物を落とします。

洗浄2:小さな袋網で小分けにして洗います。
出荷状況

製品化1:雑物を取り除き、根元部分をハサミで切り取ります。

製品化2:袋詰作業(100グラムずつ計量し、袋詰めされます。)

製品:袋詰めで出荷されます。
協力:宗谷総合振興局管内/稚内漁業協同組合 ぎんなん草部会
取材:稚内地区水産技術普及指導所