
漁業の情報
漁業許可等の区分 | 第一種区画漁業権漁業 |
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主な操業地域 | 渡島総合振興局管内北斗市(旧上磯町)茂辺地・当別地区、知内町 |
取材地 | 渡島総合振興局管内北斗市(旧上磯町) |
漁場 | 水深20~30メートル |
漁具 | はえ縄式垂下方式 |
漁期 | 周年 |
漁船規模 | 5トン未満 |
出荷形態 | 生鮮 |
対象魚の情報
標準和名 | マボヤ |
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英名 | ascidian、sea squirt |
科目 | マボヤ目マボヤ科 |
学名 | Halocynthia roretzi -species group (同胞種3種を含む) |
俗名、地方名 | ホヤ |
混獲魚 | なし |
道内主産地 | 津軽海峡沿岸~日本海側 |
漁業のすがた
北海道では、ほや養殖は津軽海峡沿岸でのみ行われています。マボヤの種苗は青森県や岩手県でパームロープに天然採苗したものを使用します。養殖ははえ縄式垂下方式で行われ、出荷までに3~4年間かかります。
増殖と管理
ほや養殖の主な管理は、マボヤの成長に合わせて施設が沈まないように浮玉を増やすこと等で比較的容易な作業です。
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種苗

種苗1:パームロープの表面に赤く見えるのがマボヤの種苗です。種苗は岩手県で天然採苗されたものを搬入しています。

種苗2:赤い粒々がマボヤの種苗で大きさは約5ミリメートルです。
養殖作業

巻き付け:パームロープを養成綱に巻き付けていきます。

養成綱:パームロープが巻き付けられた養成綱です。

養殖作業1:パームロープを巻き付けた養成綱を幹綱に連結していきます。

養殖作業2:養成綱は幹綱に暖簾(のれん)状に垂下されます。

育成状況:養殖2年目のマボヤです。

漁獲前のホヤ:3~4年後にはマボヤが成長し養成綱はびっしりとなります。
出荷

出荷:マボヤは木箱に並べられ出荷されます。
協力:渡島総合振興局管内/上磯郡漁業協同組合 はまなす支所(旧 上磯はまなす漁業協同組合)
取材:渡島中部地区水産技術普及指導所
取材:渡島中部地区水産技術普及指導所