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中央水産試験場

資源増殖グループの実験施設

実験室の紹介

資源増殖部が使用している主な実験室は次の通りです。

養殖技術開発室

海産動植物を飼育し、成長や成熟など様々な試験を実施するための施設です。4トン循流水槽、2トン円形水槽がそれぞれ4基、1トン角形水槽が12基、その他小型水槽が20基あり、自然水温の海水のほか、15℃と8℃に調整した海水を使用することが可能です。
    • 水槽写真1
    • 水槽写真2

生物工学実験室

コンブやウニなどの漁業生物が水温や塩分などの環境変化に対してどのように成長や行動が変化するかを実験しています。ホソメコンブでは、配偶体の培養を行い、成長・成熟に適した栄養塩や流速条件などを解明する室内試験を実施しています。
    • 無菌操作準備室写真

感染魚飼育室

外部から持ち込まれた病魚の一時的飼育や感染試験のための飼育実験などを行っています。なお、実験により汚染された海水は電気分解処理により滅菌して病原菌などを外海に排出しないよう、安全性に留意しています。
    • 感染魚飼育室写真

微生物実験室、病理実験室

細菌やウイルスなどによって引き起こされる魚介類の病気(魚病)についてや、 その検査方法、治療方法、病気を防ぐための方法(防疫)に関する技術開発を行っています。
    • 微生物実験室写真
    • 病理実験室写真

標本室

水産試験場の職員が採集した貝類、海藻類などの標本を保管しています。木下虎一郎博士の貝類標本は「木下貝類標本」として大事に保管してあります。
    • 標本写真
    • 標本室写真

お問い合わせ先

資源増殖部 資源増殖グループ

  • 住所:〒046-8555 北海道余市郡余市町浜中町238番地
  • 電話番号: 0135-23-8701
  • ファックス番号:0135-23-3141