水産研究本部へ

中央水産試験場

未利用魚の有効利用を目指す

最近の研究(平成22〜24年)

重点研究 (平成22〜24年) 

食用としての利用の少ない地域水産資源のすり身化技術開発

実施機関:中央水産試験場(共同研究機関:釧路水産試験場、網走水産試験場、工業試験場、酪農学園大学)
(協力機関:小樽機船組合、稚内機船組合、(株)マルハ橋本商会、(有)布川加工所、(社)全国すり身協会、北洋開発協会)

北海道の沖合底びき網漁業では、食用としてあまり利用されていないウロコメガレイ、大型イカナゴ、カジカ類が相当量漁獲されています。中でもウロコメガレイやカジカ類は、その利用価値が低いので漁獲後直ちに海へ戻されています(海中還元)。
本研究開発では、これら食用としての利用の少ない資源の冷凍すり身化(ゲル特性の把握およびすり身化技術の開発)とそのすり身の付加価値を高めるための研究(ゲル物性の改善)を行い、地域産業(沖合底びき網漁業、冷凍すり身産業、練り製品産業)の連携による地域・社会の活性化を目指しています。
    • ウロコメガレイ
    • カジカ類
    • イカナゴ (オオナゴ)
    • 未・低利用資源の有効活用による地域産業・社会の活性化の図

お問い合わせ先

加工利用部 加工利用グループ

  • 住所:〒046-8555 北海道余市郡余市町浜中町238番地
  • 電話番号: 0135-23-8702
  • ファックス番号:0135-23-8720

最終更新日:2013年03月01日