スルメイカ(日本海海域)生態
分布・回遊
東シナ海からサハリン西岸に分布します。日本海南西部~東シナ海でふ化したスルメイカは、索餌成長しながら日本海を北上し、その一部はオホーツク海に達します。性成熟にともない、9月頃からの産卵のために日本海南西部へ移動します。
産卵期・産卵場
- 産卵期:秋生まれ群9月~12月・冬生まれ群1月~4月
- 産卵場:東シナ海~日本海西部
主な漁業と漁期
- 漁業:釣り
- 漁期:道南(6~翌1月)、道央・道北(7~12月)
スルメイカ(太平洋~オホーツク海海域)生態
分布・回遊
東シナ海からサハリン西岸、中・南部千島までの日本周辺に分布しています。1月~4月に東シナ海を中心とした本邦南西海域で発生した稚仔は黒潮と対馬暖流にのって、成長しつつ北上します。主群は道南海域では6月、道東海域では7月 頃に来遊します。8月~9月に最北に達し、10月以降産卵のため南下します。
産卵期・産卵場
- 産卵期:1月~4月
- 産卵場:東シナ海を中心とした本邦南西海域
主な漁業と漁期
- 漁業:釣り・定置網・沖合底びき網・刺し網
- 漁期:道南(6~12月)、道東(7~11月)根室(9~12月)
お問い合わせ先
調査研究部 管理増殖グループ
- 住所:〒040-0051 北海道函館市弁天町20番5号 函館市国際水産・海洋総合研究センター内
- 電話番号: 0138-83-2893