貝毒とは?
ある種のプランクトンには人間に有毒な毒素が含まれています。こうしたプランクトンをたくさん摂取したホタテガイ等二枚貝を人間が食べると中毒を起こし、死に至るケースもあります。
この毒を貝毒と称し、毒素を持つプランンクトンを貝毒原因プランクトンと言います。
この毒を貝毒と称し、毒素を持つプランンクトンを貝毒原因プランクトンと言います。
麻痺性貝毒の原因プランクトン Alexandrium tamarense species complex(アレクサンドリウム・タマレンセ・スピーシーズ・コンプレックス)

麻痺性貝毒の中毒症状:フグ毒の中毒症状に酷似しており、死に至るケースもあります。
下痢性貝毒の原因プランクトン Dinophysis属の数種類(デイノフイシス属)
噴火湾の下痢性貝毒は数種類が原因となるため、発生時期が年によって異なります。
下痢性貝毒の中毒症状:下痢・吐き気・腹痛等の消化器系統の障害が起きます。
下痢性貝毒の中毒症状:下痢・吐き気・腹痛等の消化器系統の障害が起きます。
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(Photo by UNESCO,2000)
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お問い合わせ先
調査研究部 管理増殖グループ
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