水産研究本部へ

さけます・内水面水産試験場

希少種の現状

一般的には、生息する数が少なく、簡単に見かけることが出来ないような種を希少種と言います。
絶滅危惧種ほどの緊急性はありませんが、保全の必要な種です。
生息数が少ないのは、生息地が何らかの原因で狭くなったり、局所的であったりした場合と、もともと個体数が少ない、あるいは生息条件に特殊な環境が必要で環境変化でダメージを受けやすい種が希少種になります。
また、捕獲圧が強くなったり、交雑可能な別種の侵入などの危険により種の存続が難しい種も希少種に含まれることがあります。

北海道の希少種

北海道レッドデータブック
現在は、自然が豊かな北海道も野生動物の減少が進んでおり、北海道の生物多様性を保全するために、希少な野生生物の保護の取り組みの基礎資料として「北海道レッドデータブック」が公表されています。
希少種 イトウ
イトウの頭部の写真です
希少種 イトウ
この中から、淡水魚類で国内最大となるイトウ (学名 Hucho perryi)に関する研究を当場では行ってきました。主な成果をご覧下さい。
    • 成熟して婚姻色で赤く染まったイトウの雄の写真です
      成熟したイトウの雄

お問い合わせ先

内水面資源部

  • 住所:〒061-1433 恵庭市北柏木町3丁目373番地
  • 電話番号: 0123-32-2135
  • ファックス番号:0123-34-7233