平成18年度 林産試験場試験研究課題一覧(2007年2月14日更新)
課題の内容については,林産試だより2006年6月号にリンクされています(年度途中で追加された研究課題を除く)。
研究の基本的方向 | 試験研究課題 | 担当科 | 課題区分 | 研究期間 | |
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I 木質材料の需要拡大を図る技術開発 | |||||
1 木質材料・木質構造物の性能向上技術の開発 | 北海道の木造住宅の耐震改修促進を目的とした耐震診断・補強効果評価法に関する研究 | 構造性能科 | 重点 | 18-20 | |
寒冷地仕様木造軸組外壁の防耐火性能推定手法の開発 | 防火性能科 | 一般 | 17-19 | ||
木質耐火被覆材による集成材耐火構造化技術の開発 | 防火性能科 | 一般 | 17-18 | ||
木質耐火被覆材を用いた耐火集成材の開発 | 防火性能科 | 外部 | 18 | ||
屋外用不燃木材の開発 | 防火性能科 | 共研 | 18 | ||
既存木造住宅の生物劣化診断手法の開発 | 耐朽性能科 | 重点 | 17-19 | ||
維持管理による木質構造物の耐朽性向上のための検討 | 耐朽性能科 | 一般 | 18-20 | ||
開口部一体型省エネ外断熱システムの商品化 | 性能部 主任研究員 |
外部 | 18-19 | ||
伝統的木造住宅等の接合部性能評価 | 構造性能科 | 受託 | 18-20 | ||
2 多様な分野における木材利用技術の開発 | カラマツ間伐材を用いた雪害対策・緑化用構造物の開発 | 構造性能科 | 外部 | 16-18 | |
防犯性能の高い寒冷地向け木製開口部品の開発 | 性能開発科 | 共研 | 17-18 | ||
北海道における住宅の温室空間計画に関する研究 | 性能開発科 | 共研 | 18-19 | ||
わん曲集成材を使った生活空間の創出および生産技術の顕在化 | 加工科 | 外部 | 18 | ||
戸建住宅用低温大面積床暖房システムにおける道産I形梁の活用技術開発 | 加工科 | 共研 | 17-18 | ||
自然エネルギーの複合利用と木質系融雪資材による消融雪システムの開発 | 成形科 | 共研 | 17-18 | ||
木質系暖房用内装資材および暖房システムの開発 | 成形科 | 共研 | 17-18 | ||
木質複合材による可動式デッキの開発 |
デザイン科 | 共研 | 17-18 | ||
実務に役立つ建築材料の基礎的知識(躯体編)の作成 | 性能部 主任研究員 |
受託 | 18 | ||
3 木質材料への新たな機能性付与技術の開発 | 水産系廃棄物を利用した木材の耐朽性向上技術の開発 | 耐朽性能科 | 共研 | 18 | |
燻煙乾燥時に発生する煙成分の木材処理への利用に向けた検討 | 化学加工科 | 受託 | 18 | ||
木材の迅速熱圧硬化処理技術の開発 | 成形科 | 一般 | 17-18 | ||
4 木質材料の性能評価とマニュアルの充実 | 観賞用植物の室内での管理法および室内環境に及ぼす影響に関する研究 | 企画指導部 主任研究員 |
共研 | 18-19 | |
腐朽を原因とした緑化樹折損危険木診断技術の開発 | 構造性能科 | 重点 | 18-20 | ||
腐朽診断の簡易化・迅速化に関する検討 | 耐朽性能科 | 受託 | 18 | ||
アカエゾマツ精英樹における材質での選抜基準の検討 | 材質科 | 一般 | 17-18 | ||
カラマツ人工林材の品質向上に向けた生産管理技術の検討 | 材質科 | 共研 | 17-18 | ||
樹木成分を利用したグイマツ雑種F1苗の高精度判定法へ向けた指標成分の特定 | 成分利用科 | 一般 | 17-18 | ||
ジテルペノイドを用いたグイマツ雑種F1苗木判別法の開発 | 成分利用科 | 外部 | 18 | ||
道産構造部材の長期強度性能に関する研究 | 加工科 | 一般 | 16-18 | ||
道産建築用材の生産・流通における環境負荷の基礎的研究 | 経営科 | 一般 | 18 | ||
II 木質資源の有効利用を図る技術開発 | |||||
1 森林バイオマスの物理・化学・微生物学的利用技術の開発 | アルカリ処理による形状変化を用いた木材の利用技術に関する研究 | 物性利用科 | 一般 | 17-18 | |
木質系バイオマス燃焼灰の有効利用に関する研究 | 物性利用科 | 重点 | 18-19 | ||
パーティクルボード系バイオマス等のペレット化と燃料特性の把握 | 物性利用科 | 共研 | 18 | ||
木材の常温常圧条件における可溶化技術の開発 | 成分利用科 | 一般 | 17-18 | ||
北海道産針葉樹からの葉緑体脂質の分離と利用に関する研究 | 成分利用科 | 共研 | 18 | ||
森林バイオマスを用いたアンモニア吸着材の製造技術および再利用に関する研究 | 化学加工科 | 重点 | 17-19 | ||
建築廃木材および小径間伐材需要拡大のためのボード原料・燃料利用の検討 | 成形科 | 一般 | 17-18 | ||
2 木質廃棄物のリサイクル技術の開発 | 建設廃木材のバイオエタノール等原料生産に向けた木材糖化に関する研究 | 再生利用科 | 一般 | 17-18 | |
使用済み合板の再利用法の検討 | 合板科 | 一般 | 17-18 | ||
近赤外線分光法による木質系廃材分析システムの開発 | 材質科 | 外部 | 18-19 | ||
バイオマス利用に向けたCCA処理木材からの薬剤除去技術の検討 | 再生利用科 | 外部 | 18-20 | ||
III 木材産業等の体質強化を図る技術開発 | |||||
1 多様化するニーズに対応した木質材料等の新製品の開発 | 光触媒機能評価システムの構築および活用製品の開発 | 企画指導部 主任研究員 |
重点 | 17-19 | |
ホルムアルデヒド吸着材料の開発 | 企画指導部 主任研究員 |
共研 | 18 | ||
道内未利用資源を利用する建材開発と評価システムの提案 | 利用部 主任研究員 |
重点 | 17-19 | ||
電磁波シールド性能を有する合板の開発 | 合板科 | 一般 | 18-19 | ||
浮造り(うづくり)合板の開発 | 合板科 | 外部 | 18 | ||
一般家庭向け普及型ペレットストーブの開発 | デザイン科 | 共研 | 17-18 | ||
2 製造技術の改善・開発 | プレス圧縮による未乾燥材の脱水技術の開発 | 製材乾燥科 | 一般 | 17-18 | |
集成材用ラミナの品質を向上させる乾燥技術の開発 | 製材乾燥科 | 一般 | 18-19 | ||
蒸気式乾燥装置の含水率スケジュールによる自動制御システムの開発 | 製材乾燥科 | 共研 | 18 | ||
製材におけるエア式のこ屑固着防止装置の開発 | 製材乾燥科 | 外部 | 18 | ||
エゾマツ・トドマツ・カラマツ及び外国産材を用いた異樹種積層集成材の製造と強度性能評価 | 加工科 | 外部 | 17-19 | ||
カラマツ材の高付加価値化に向けた集成材ラミナ用原板生産技術の検討 | 加工科 | 受託 | 18 | ||
フェノール樹脂を用いた針葉樹合板製造時の単板含水率の許容性向上に関する研究 | 合板科 | 受託 | 18 | ||
道産針葉樹合板の接着性能向上に向けたバーク粉末添加の検討 | 合板科 | 共研 | 18 | ||
建築廃木材を原料とした構造用MDFの検討 | 成形科 | 一般 | 18-20 | ||
道産広葉樹を用いた曲がり部材の加工技術の開発 | 機械科 | 受託 | 18 | ||
太陽熱木材乾燥装置の性能向上に関する研究開発 | 製材乾燥科 | 外部 | 18-19 | ||
乾燥材の簡易形状検査装置の開発 | 機械科 | 共研 | 18-19 | ||
3 きのこの栽培技術と新品種の開発 | シイタケ菌床栽培における生産効率向上技術の開発 | 品種開発科 | 一般 | 17-19 | |
畜産廃棄物を用いた食用菌の栽培に関する研究 | 品種開発科 | 共研 | 16-20 | ||
ワイン製造廃棄物を用いた食用菌の栽培に関する研究 | 品種開発科 | 共研 | 18-19 | ||
エゾマツおが粉を用いたシイタケ菌床栽培技術の確立 | 品種開発科 | 受託 | 18 | ||
機能性を強化したきのこの成分育種 | 生産技術科 | 外部 | 16-18 | ||
道産マイタケ新品種の高品質化を目指した栽培技術の開発 | 生産技術科 | 一般 | 17-19 | ||
タモギタケの有効成分利用技術に関する研究 | 生産技術科 | 共研 | 18 | ||
新規きのこの栽培特性および食品素材適性に関する研究 | 生産技術科 | 共研 | 18 | ||
(平成19年1月18日現在) |
注)課題区分
一般:一般試験研究 | 19件 |
重点:重点領域特別研究 | 7件 |
外部:外部資金活用研究 | 11件 |
共研:民間企業との共同研究 | 21件 |
受託:民間企業からの受託研究 |
8件 |
その他 | 3件 |
合計 | 69件 |