受託研究
「受託研究」は,技術の向上や製品開発・改良を希望する企業等(原則として道内に生産拠点をもつ法人,市町村,団体など)からの依頼により,北海道立総合研究機構(以下,道総研)が企業等に代わって研究を実施する制度です。道総研に技術蓄積や研究成果があり,実施可能な研究が対象となります。
研究実施に直接必要な経費(消耗品費,研究員の旅費,使用する機器の水道光熱費 等)、研究員の人件費、消費税を負担していただきます。
【手続きの流れ】
事前調整
まず技術的なご相談をお受けしますので,林産試験場の担当グループの研究員か下記の【お問合せ先】までご連絡ください。受託研究以外の技術支援制度(依頼試験,技術指導)で対応可能な場合もあります。また,当場で対応できるかどうかの検討や,研究スケジュールの検討を行います。
対応が可能な場合,研究計画(研究内容,分担,スケジュール,ご負担いただく研究費等)について打合せを行います。
契約手続き
研究計画がまとまり次第,申込書を提出していただきます。申込書の受理後,内部の調整が整い次第,契約手続きへ進みます。
受託研究契約の締結日から,研究を開始いたします。その後,請求書を郵送いたしますので,指定の期日までに研究費全額を金融機関でお振り込みください(支払いが遅れた場合は延滞利息金が発生します。また、振込手数料をご負担願います)。
受託研究実施規程(PDFファイル)
受託研究申込書(見本)(PDFファイル)
受託研究契約書(見本)(PDFファイル)
※実際の書類は手続き担当者より送ります。
※お申し込みから研究開始まで,1か月程度を要します。
研究の実施
研究期間は契約によって異なり,複数年にわたる契約も可能です(申込書は初年度のみご提出いただきます)。研究費は年度毎にお支払いいただきます。
研究報告書
研究終了後は研究成果を報告書としてまとめ,ご報告します。
※ご希望の研究分野・内容等によっては,林産試験場で実施できないことがあります。
※受託研究の成果は道総研に帰属し,成果発表会や道総研の刊行物などにより公表されます。ただし,その成果を公表することが委託者の不利益となる場合については,委託者の申し出により公表を行わないことができます。
※受託研究により林産試験場が行った発明等に係る権利は,原則として道総研に帰属します。
【受託研究の実施例】
- 木質材料の製造・利用に係る技術開発
- 木質材料の各種性能評価
- 木材・バイオマスに係る調査、利用技術の開発
- 食用きのこの生産・利用に係る技術開発
【お問い合わせ先】
林産試験場 企業支援部 研究調整グループ
〒071-0198 旭川市西神楽1線10号
TEL 0166-75-4233 (内線421、413), FAX 0166-75-3621