その4:ラベルがついた木材って?(1)

最近、森林をただりようするだけではなく、守り育てていくことにも気をつける林業、言いかえれば、地球かんきょうのことを考えた林業が、世界のあちらこちらで行われています。

そして、こうした林業によって作られる木ざいや紙のせいひんには、かんきょうにやさしいことを表すラベルがつけられています。このラベルは、「森林認証(しんりんにんしょう)ラベル」とよばれています。

ラベルをつけて木ざいなどを売るためには、かんきょうのことを考えた林業が行われているかどうかをきびしく調べられて、それに合格(ごうかく)する必要があります。

しんパパ:たとえば、こんなラベルがあるよ。「FSC:1993年にできた『森林管理協議会』という世界的な組織が出しています。」「SGEC:2003年に日本でできた『緑の循環認証会議』が出しています。」このほかにも、世界でいくつかのラベルがあるんだよ しんちゃん:これからは、かんきょうに気をつけることがあたりまえの時代になるんだね