その5:つながりはまだまだある(1)

1 水をたくわえる

川のイラスト

森林にふった雨水は、地面につもった落ち葉の中にたまります。

それからゆっくり地下へとしみこんでいき、やがて地下水やわき水となって川へ流れこみます。

雨水は、少しずつ、ゆっくりと時間をかけて森から出ていきます。


森林があると、大雨がふっても洪水(こうずい)にはなりにくく、また雨が少ない時期でも渇水(かっすい=水がれ)をふせいでくれるので、「森林は天ねんのダム」とよばれます。

水の精「森林があるおかげで、ちょうどいい量の水が得られるんだね」;しんちゃん「ぼくらがみんなの町を守っているんだよ!」