その6:北海道生まれの木ざい「道産材」を使おう

北海道で生産(せいさん)された木ざいは、「道産材(どうさんざい)」とよばれます。
この道産材を使う取り組みが、道内のあちこちで行われています。


道産材を用いた家・机・椅子の写真

「北海道」がたてる新しいたてものでは、道産材が多くりようされています。
また、道産材で作られたつくえやいすが、小学校や中学校で使われるようになっています。
道産材を使った家もたてられるようになり、わたしたちが道産材をりようする機会(きかい)もふえてきました。


間伐(かんばつ)のときにえられる木ざい(=間伐材(かんばつざい))は、たてものや土木(どぼく)工事の資材(しざい)やざいりょう、にもつを運ぶための箱(はこ)などのざいりょう、紙や炭のげんりょうなどとしてりようされています。

わたしたちが道産材を使うことで、北海道の林業が元気になり、たくさんの森林の手入れができるようになります。
このことは、たてものや家具などの材料となる木ざいをえることや、くらしを守る森林のはたらきをよくすることにつながります。

このしくみを理解(りかい)して、道産材をどんどん使っていきたいものです。

せいざいくん:林産試験場では、道産材が利用されるように、道産材を使った製品開発に取り組んでいます。