森とみどりのQ&A(その他一般・数字色々)
その他一般/数字色々
Q1.北海道に自生する樹木は何種類?
A1.高木類は約80種類あります。道立林業試験場には、約400種類の木本類を植栽していますが、このうち、約280種は本道自生種です。
Q2.カシワの寿命はどれくらいか?
A2.立地条件にもよりますが、カシワは一般に長寿であり、400年程度は生きると考えられます。「北海道の巨樹名木」(北海道国土緑化推進委員会)には、次の4本が記載されています。
所在地 | 幹周り(cm) | 樹高(m) | 推定樹齢 |
比布町 | 263 | 15 | 200年 |
様似町 | 449 | 12 | 400年以上 |
幕別町 | 492 | 22 | 300年 |
池田町 | 460 | 21 | 300年 |
Q3.いろんな樹種で、1立方メートル当たりの生木丸太の重量を知りたい。
Q4.北海道の森林面積を知りたい。
A4.北海道の森林面積は558万haで、道土面積の71%を占めています。内訳は、人工林が152ha(27%)、天然林が357万ha(64%)、その他が49万ha(9%)となっています。
Q5.北海道にある野生のサクラは何種類か?
Q6.日本にある野生のサクラは何種類か?
Q7.サクラの寿命はどれくらいですか?
A7.一般的には60年前後と考えられています。しかし、寿命は樹種によって様々であり、各地に高齢の巨木があります。これらは、生育環境の良いところでの寿命であり、環境条件が悪い場所に植えると、寿命は短くなります。
Q8.木材の生重量を知りたいのですが?
A8.伐採直後の原木は多量の水分を含んでいます。この水分は含水率として表されており、樹種により大きく変わります。質問は伐採されたときの重量(生重量)となります。北海道の代表的な樹種の生重量は以下のとおりですが、この数値は平均的なものであり、伐採時期により生重量は変わります。
(kg/m3)
樹種 | 重量 | 樹種 | 重量 | 樹種 | 重量 |
トドマツ | 820 | キハダ | 697 | ケヤキ | 1,040 |
カラマツ | 950 | サワグルミ | 819 | ドロノキ | 1,005 |
スギ | 890 | エンジュ | 1,210 | ヤマモミジ | 974 |
ナラ | 1,095 | ブナ | 1,047 | ミズキ | 869 |
カタスギ | 931 | イタヤ | 788 | ホオノキ | 848 |
Q9.広葉樹及び針葉樹オガ粉の1m3当たりの重量はいくらか?
A9.道立林産試験場繊維板試験科によると、次のとおり報告されています。
広葉樹: シナノキ 154㎏/m3、 ミズナラ 238㎏/m3
針葉樹: トドマツ 162㎏/m3、 カラマツ 200㎏/m3
エゾマツ・トドマツ混み 154㎏/m3
広葉樹: シナノキ 154㎏/m3、 ミズナラ 238㎏/m3
針葉樹: トドマツ 162㎏/m3、 カラマツ 200㎏/m3
エゾマツ・トドマツ混み 154㎏/m3