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ハマナスメトゲコブタマバチ

ハマナスメトゲコブタマバチ

写真1 虫えい。美唄、庭のハマナス、1999/5/21。

被害の特徴
樹 種 ハマナス
時 期 通年。
部 位 幹・枝。
状 態 長さ3~4cmの丸く刺の生えたコブがある(写真1)。夏から秋は緑色、晩秋から春は茶色。

和名  ハマナスメトゲコブタマバチ

学名  Diplolepis fukudae

分類  ハチ目(膜翅目)Hymenoptera、ハチ亜目Apocrita、タマバチ科Cynipidae


生態  春に虫えい(虫コブ)から多数の小さな蜂(成虫)がでてくる。人を刺すことはない。雌成虫は芽に産卵する。産卵された芽は虫えいへと変形する。虫えいの中で多数の幼虫が育つ。

被害  公園などでときに多発するが、樹勢の衰えや枯れは報告されていない。

防除  虫こぶを取り除く。

2010/3/31