ワタアブラムシ Aphis gossypii
写真1 幼虫と成虫、体長最大1.5mm。美唄、ムクゲの花、2001/9/5。 |
樹種 | ムクゲ。 |
部位 | 若葉・新芽・花。 |
時期 | 春~秋(加害時期)。 |
状態 | 葉が黒ずんだり、新梢が縮れる。アブラムシが群棲する。アブラムシは体長最大2mm。体は黄色、緑色、青緑色、黒色など変異が大きい。 |
和名 ワタアブラムシ
学名 命名者 Aphis gossypii Glover
分類 カメムシ目(半翅目)Hemiptera、アブラムシ科Aphididae
生態 ムクゲの他に各種の広葉樹や野菜につく。冬芽の近くに産み付けられた卵で越冬。春に孵化し、新芽や若葉で吸汁加害する。春から秋の間、世代を繰り返す。
分布 汎世界。
被害 北海道では夏にムクゲの花や蕾に多数寄生することがある。多発すると枝の伸びが悪くなり、すす病を併発するので木が汚れるといわれている。野菜(ナス、キュウリなど)の重要害虫としてよく知られている。
2001/8/16