モミジワタカイガラムシ Lecanium horii
写真1 雌成虫、最大長8㎜。美唄、ハウチワカエデ。2008/6/8。 |
樹種 | 広葉樹。 |
部位 | 幹・枝。 |
時期 | 春~秋。1年中みられる。 |
状態 | 木が黒く汚れる。大きな円形のものが群生して固着する。長さは最大10mm。 |
和名 モミジワタカイガラムシ
学名 命名者 Lecanium horii (Kuwana)
分類 カメムシ目(半翅目)Hemiptera、カタカイガラムシ科Coccidae
寄主 シダレヤナギ、シラカンバ、ハンノキ、ケヤキ、カツラ、ナシ、リンゴ、カエデ類、トチノキなど(文献1980、1994)。
生態 年1回発生、成虫で越冬、春に産卵する(文献1980、1994)。
分布 北海道・本州・四国・九州。
被害 本州では都市のトウカエデに多発するといわれている(文献1994)。
文献
[1980] 河合省三, 1980. 日本原色カイガラムシ図鑑. 455 pp. 全国農村教育協会, 東京. (分類、形態、宿主)
[1994] 河合省三, 1994. モミジワタカイガラムシ. 小林富士雄・竹谷昭彦(編集), 森林昆虫, 総論・各論: 421-422. 養賢堂, 東京. (形態、生態、防除)
2001/2/5