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平もち病 ( ツツジ類 )

 

平もち病(ツツジ類)
(病原菌:Exobasidium sp.)

症状若葉の表面に,直径5mm前後の類円形,鮮黄色の斑点が1~数個形成される。のちに,この斑点はやや淡紅色を帯びる。葉裏の病斑部は,はじめ淡黄緑色で,やがて粉白色になる。これは葉裏に病原菌の菌体が現れたためである。エゾムラサキツツジ平もち病
エゾムラサキツツジ平もち病
罹病樹種エゾムラサキツツジ、シロバナトキワツツジ
発生地域上川,空知
防除法病斑の葉裏に形成された胞子が感染源になると考えられる。葉裏の病斑が粉白色になる前に罹病葉を摘み取り焼却するか,土中に埋める。


 

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