道総研サイエンスカフェ(北総研公開デー企画)
「サイエンスカフェ」とは、講演会やシンポジウムとは異なり、科学の専門家と一般の人々が、狭いスペースでコーヒー等を飲みながら、科学について気軽に語り合おうとする試みです。一般市民と科学者、研究者を繁ぎ、科学の社会的な理解を深める新しいコミュニケーションの手法として、世界で注目されています。
道総研では、旭川市にある北方建築総合研究所(北総研)の一般公開イベントで、「サイエンスカフェ」を開催し、北総研出身の4人の専門家が、「建物」や「くらし」について、市民の皆さんと一緒に考え、語り合いました。
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日時 平成26年 8月2日(土)
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場所 北方建築総合研究所 B会議室 (旭川市緑が丘東1条3丁目1-20)
第1部 地域の気候ととたてもの
講師とともに北総研の庁舎を巡り、普段見えていても気づかない、快適な建物を実現するための工夫や、建物を長持ちさせるための秘密をお話ししました。
【講師】 道総研フェロー 元北方建築総合研究所 福島 明、吉野 利幸
第2部 街のなりたちと災害への備え
街のなりたちには、地形だけでなく、気候や歴史、社会的役割など様々な要素が関係しています。北海道の街がどのようにできてきたか、また、それを元に将来どのような災害が予想されるか、どうしたら被害を最小限にできるかについて、お話ししました。
【講師】 道総研フェロー 元北方建築総合研究所 大柳 佳紀、南 慎一