材料技術(材料技術部)
高分子材料や無機系材料、金属材料とこれらの複合材料の利用技術、および天然未利用資源の製造プロセス技術をもとに、「ものづくりの基盤を支える材料」による課題解決を行います。
応用材料グループのコア技術
○ 高分子材料
○ プラスチックリサイクル
○ 複合材料
○ バイオマス利活用
○ 成形加工
○ 有機材料分析
○ 物性評価
化学プロセスグループのコア技術
○ 天然資源の有効活用
○ セラミックス
○ 多孔質材料
○ 触媒
○ 環境調和型溶媒
素形材技術グループのコア技術
○ 金属材料
○ 金属積層造形
○ 鋳造
○ プレス加工
○ レーザ加工
○ 表面・微細加工
○ 破損・腐食解析
材料技術の研究事例
微生物由来ナノ繊維強化プラスチックのリサイクル特性
NFBC強化プラスチックのリサイクル性を評価
セルロースナノファイバー(CNF)は近年、新たな樹脂補強用繊維として注目されており、良好なマテリアルリサイクル性を示しますが、大きなアスペクト比と高い結晶性から良好な樹脂補強性が期待されるセルロース合成菌が合成するCNF(NFBC)においても同様の良リサイクル性が確認できるか評価を行いました。
環境調和型溶媒による廃棄物からの有価物抽出
環境に優しい溶媒でポリフェノールや銅を抽出
農業残渣、使用済み家電中の廃電子基板などの廃棄物の中には、様々な有価物が含まれていますが、その抽出プロセスに用いられる溶媒の環境負荷が課題です。新たな環境調和型溶媒として、天然物に豊富に含まれる成分(糖、有機酸など)から調製可能な深共晶溶媒(DES、Deep Eutectic Solvent)に着目し、玉ねぎ果皮からのポリフェノール類の抽出、廃電子基板からの金属の抽出プロセスを開発しました。
生体骨を模倣した新たな多孔質構造の開発
設計自由であらゆる方向の衝撃にも対応
生体内環境に最適化された海綿骨の構造的・力学的な特性を模して、優れた特性を持つ多孔質構造の「海綿骨模倣構造」を開発し、特許を出願しました。この構造を使用した部材を積層造形技術を用いて製作し、航空宇宙や医療福祉分野などでの製品化を目指しています。
