Q.9)
 土壌の性質を表す言葉として、土質、土性、砂壌質、埴土、細粒質、強粘質、粗粒質、礫質、 あるいはHC、SLなどの用語が頻繁に使われますが、これらを整理して教えて下さい。

A.9)
 これらの用語は、一般的な総称として用いられる場合と、ある特定の意味を持って使われている場合とがあります。ここではやや厳密に説明しておきます。

土質>土の性質と言う一般的な意味の他に、土木(土質工学)分野では特定の意味を持ってい ます。土壌学の分野ではこの言い方は余り使いません。
土性>土の性質と言う一般的な意味の他に、土壌学の分野では特定の意味を持っています。
 土には、砂分が多くてさらさらしているものから、粘土分が多くて粘りつくものまで、様々な ものがあります。この性質を土性と言っていますが、その尺度(土性を表現する約束ごと)は、 日本農学会法と国際法の2通りがあり、現在は両方が使われています。

農学会法;砂土(S):砂壌土(SL):壌土(L):埴壌土(CL):埴土(C)の5区分

国際法 ;S,LS,SL,SiL,L,SCL,CL,SiCL,SiC,LiC,SC,HC の12区分

<土性を別な表現で大まかに区分したもの>
細粒質-中粒質-粗粒質-礫質、あるいは微粒質-細粒質-中粒質-粗粒質-礫質、
強粘質-粘質-壌質-砂質、等の様々な表現による区分法がある。
なお、礫とは径2mm以上の石を意味し、土性の判定はこの礫を除いた土について行います。

戻る