場長室


着任のご挨拶


平成28年4月1日付で、北海道立総合研究機構農業研究本部企画調整部(長沼町)より転勤して来ました。道南地方は初めての勤務地になりますが、道南農業試験場のある北斗市にはこの3月26日に北海道新幹線の始発駅となる新函館北斗駅が開業し、非常に活気あふれる記念すべき年に着任できたことを嬉しく思います。

道南農業試験場は、明治42年(1909年)に北海道庁渡島農事試験場として開設され、今年で創立107周年となります。これまでに、日本穀物検定協会「米の食味ランキング」で「特A」を獲得(平成27年度)した水稲品種「ふっくりんこ」や、春どりいちご品種「けんたろう」などを育成するとともに、新たな栽培技術等を開発してきました。

平成22年度からは地方独立行政法人北海道立総合研究機構(道総研)を構成する22の試験研究機関の一つとなりましたが、これまで同様に渡島・檜山地域の農業振興と地域支援を担っております。平成27年度からの道総研第Ⅱ期中期計画期間においても、良質な食料の安定生産に向けた品種・栽培技術の開発、「クリーン農業」に代表される環境に調和した持続的農業の技術開発、地域の特色や地域資源を活かした食関連産業を支える技術開発と地域支援が、道南農業試験場における重要な柱となっています。

私たち道総研の目指す最終的な目標は、「地域の持続的で健全な展開」です。そのためには、地域の持続性確保と、地域住民の「生活の質」の高度化が重要となります。現在の新幹線ブームによる活気が一時的なものとして終わることなく、この道南地域の活性が持続的に展開していくためには、これまで以上に幅広い連携、すなわち専門分野を超えた連携や、地域を越えた北東北地域との連携も視野に入れながら、私たちの仕事を考えていく必要があると思います。

道南農業試験場が、これからも道南地域の農業の発展を支える試験場として貢献できるよう、地域の農業者、関係機関・団体、道総研内外の研究機関や大学との連携をより一層強化し、地域の皆様に信頼される試験場を目指して職員一同、努力して参りたいと考えております。

今後とも一層のご支援、ご協力のほど、よろしくお願いいたします。

平成28年4月15日

地方独立行政法人 北海道立総合研究機構 農業研究本部 道南農業試験場
場長  加 藤 淳


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