Q.品種の名前はどのように決まるの?名前の由来は?

 

A.

 品種名の決め方には3つの方法があります。
・一般公募:一般に名前を募集してその中から選定されます。新聞等にお知らせが出たときには応募してみてください。「ゆめぴりか」、「ふっくりんこ」、「ほしのゆめ」、「きらら397」は一般公募で応募された中から選ばれた品種名です。
・準公募:関係者(道庁、道総研(農業試験場)、農業団体等)から募集し、選定されます。「ななつぼし」、「えみまる」など。
・育成者が命名:育成に携わった人たちがつけた名前です。「ゆきひかり」以前の品種はほぼこの方式で決められていました。

 現在栽培されている主な品種の名前の由来を説明します。

「えみまる」:
「ほしまる」の後継品種であることから「まる」をとり、省力的な生産がしやすく、おいしいので生産者も消費者も笑顔になると言う意味が込められています。

「ゆめぴりか」:
「夢」とアイヌ語で美しいという意味の「ピリカ」をかけあわせて、北海道米の夢をになうお米になってほしいという願いを込めて命名されました。なお、名前は一般公募により、3422点の応募の中から選ばれました。

「ななつぼし」:
北海道では空気がきれいなためななつぼし(北斗七星)がきらきら輝いて見える。このようなクリーンな北海道で生まれたきらきら輝く美しいお米をイメージしました。北海道立中央農業試験場で作られました。

「ふっくりんこ」:
食味特性を意識して、炊飯時のご飯が白くて、つやがあり、一粒ひとつぶが「ふっくら」とおいしく炊きあがる様子を言葉のひびきに込め、音感とともに表現しています。女性のみで構成された名称選考委員会において、応募総数4655点のなかから選ばれました。北海道立道南農業試験場で作られました。

「ほしのゆめ」:
「みんなの星、みんなの夢-米を作っている農家の人たちや、それを食べている日本人みんなの夢がかなって欲しい」との広く、深い思いが込められています。41,087通の応募のなかから選ばれました。

「きらら397」:
「きらら」というのは、古い日本の言葉で雲母(うんも)のことだそうですが、「きらめくようす」という意味もあるそうです。きらきらとかがやく雪をイメージさせるとともに、白いごはんを連想させることから、「きらら」という名前がつけられました。「397」というのは、「きらら397」という名前がつく前は農業試験場では「上育397号」と呼んでいたため、その番号からとったものです。約2万通の応募(おうぼ)の中から選ばれました。品種になる前のイネは系統(けいとう)と呼ばれていますが、この「上育397号」というのは、「上川農業試験場で作った第397番目の系統」という意味です。系統番号のついた系統がすべて品種になるのではなく、特にすぐれたものだけが品種となって名前がつけられます。

「ほしまる」:
「ほしたろう」「ゆきまる」にかわる品種として、北海道米の食味水準の引き上げと生産の安定化を期待して命名されました。

「あやひめ」:
「彩」の血を引く子供なので、その名にちなんで「あやひめ」が応募総数668点の中から選ばれました。

「大地の星」:
北の大地に光り輝く星のように、北海道稲作にとって重要な役割を果たす品種になることを願って命名されました。

「ゆきひかり」:
育成した人たちがつけました。「ゆき」は耐冷性の強さと「ひかり」は良質(品質のよいこと)をあらわしています。北海道立中央農業試験場で作られました。

「吟風」:
吟醸酒向け酒造好適米となることを願い、仕上がった酒がさわやかな風のようであることをイメージしました。北海道立中央農業試験場で作られました。 

「彗星」:
北海道の夜空に輝く「彗星」のように清涼できれいな酒質の清酒となるように願いを込めて命名されました。

「風の子もち」:
耐冷性が強く多収であるという特性が表現され、また、北の大地にしっかりと根をおろし、大きく育つことを願う意味が込められています。

「きたゆきもち」:
雪のように白く、おいしいもち米になることを願って命名されました。




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