酪農フォーラム

根釧地域の酪農は様々な困難に打ち勝ちながら順調な発展を遂げてきました。しかし、農畜産物の輸入自由化や乳価の低迷、担い手不足による酪農家戸数の減少、規模拡大に伴う負債や労働過重など、根釧酪農を取り巻く情勢は厳しさの一途を辿っています。
酪農試験場は草地型酪農を技術面から支える技術開発に取り組み、北海道酪農の発展に寄与してきました。しかし、今日の根釧酪農が抱える問題を解決するためには、中・長期的な視点に立ったいっそうの技術の開発が求められたいます。
今後の根釧酪農を展望し、それを支える試験研究を進めるためには、生産者や関係機関・団体および消費者との意見交換や論議が必要であると考えています。そのため、皆さんと根釧酪農の将来を議論する場として、「酪農フォーラム」を開催し、今後の試験研究や技術開発に反映させてゆきたいと考えています。


今年の酪農フォーラムを以下のように企画しております。
下記のテーマをクリックしてご覧ください(PDFファイル)。


第31回(平成30年11月14日(水)) 13:00~16:15

テーマ:酪農・畜産における農業生産工程管理(GAP)を考える
場所:酪農試験場 講堂

基調講演:盛 文子(北海道農政部畜産振興課)
「畜産GAPと北海道農政におけるその取り組み」


話題提供:近藤 誠司(北海道大学)
「酪農における家畜福祉を考える」


話題提供:川口谷 仁((株)Kalm角山)
「酪農初のJGAP認証取得 ~経営戦略上の意義~」



【これまで開催したフォーラム】

第30回(平成29年11月9日)

テーマ:気候変動が根釧酪農に及ぼす影響と今後の方向性

話題提供①:井上 聡(農研機構北海道農業研究センター)

-根釧地方における近年の気候変動-

話題提供②:中辻敏郎(北見農業試験場)

-牧草・飼料作物生産への影響と今後の対応方向-

話題提供③:野中最子(農研機構畜産研究部門)

-乳牛・生乳生産への影響と今後の対応方向-

第29回(平成28年11月16日)

テーマ:ICTの活用で酪農が変わる

話題提供①:吉岡耕治(農研機構動物A席研究部門)

-膣内及び体表温センサを用いた受胎向上技術の開発-

話題提供②:大和田勇人(東京理科大学)

-次世代型ロボットによる視覚・体内から捕らえる飼養管理高度化システムの開発-

話題提供③:関口建二(根釧農業試験場)

-ロボットトラクタを利用した牧草生産システムの開発-

第28回(平成27年11月24日)

テーマ:乾乳期の飼養管理と周産期の疾病予防による生産性向上

話題提供:大場真人(カナダアルバータ大学)

-乾乳期の飼養管理と周産期の疾病予防-

話題提供:黒崎尚敏(トータルハードマネジメントサービス)

-臨床の現場から周産期の健康を考える-

 第27回(平成26年11月19日)

テーマ:北欧および十勝における飼料生産の情報

話題提供:古川 研治(十勝農業協同組合連合会)

-自給飼料増産を目指した飼料アップとかち運動の取り組み-

話題提供:岩渕 慶(ホクレン農業協同組合連合会)

-北欧における飼料生産-

 第26回(平成25年11月20日)
テーマ:根釧地域の特性を活かした酪農のあり方
-現状の問題点と取り組み、試験研究に求めるもの-

話題提供:金子 剛(道総研根釧農業試験場 地域技術G主査)
-根室管内の酪農の現状と問題点-
話題提供:富田 光夫(根室生産農業協同組合連合会 専務理事)
-生産振興の観点から-
話題提供:小島 友喜(JA道東あさひ 営農センター長)
-草地の観点から-
話題提供:三浦 康雄(根室農業改良普及センター 所長)
-飼料・牛の観点から-

 第25回(平成24年3月13日)
テーマ:泌乳曲線平準化および乾乳期の飼養法
講 師:早坂貴代史(農研機構 北海道農業研究センター 上席研究員)
-泌乳曲線平準化によるエネルギーバランスの改善について-
講 師:志鎌 広勝(根室農業改良普及センター北根室支所 地域係長)
-泌乳牛一群飼養による乳生産について-
講 師:昆野 大次(道総研 根釧農業試験場 乳牛G主査)
-乾乳期短縮飼養によるエネルギーバランス改善の可能性-
 第24回(平成24年2月13日)
テーマ:乳牛繁殖
講 師:南橋 昭(道総研 畜産試験場 畜産工学G研究主幹)
-乳牛の繁殖改善プログラムの活用について-
講 師:曽根保尚(根室農業改良普及センター 情報・クリーン・有機主査)
-根釧管内における乳牛の繁殖改善活動について-
講 師:小山 毅(道総研 根釧農業試験場 乳牛G研究主任)
-超音波画像(エコー)による子宮の検査法-
 第23回(平成23年3月16日)
テーマ:良質自給粗飼料の確保に向けて
講 師:酒井 治(道総研 根釧農業試験場 地域技術G主査)
-道東地域における草地の現状と優良草地の維持対策について-
講 師:松本武彦(道総研 根釧農業試験場 飼料環境G主査)
-環境と調和した草地の施肥管理マニュアルの紹介-
 第22回(平成21年10月16日)
テーマ:根釧酪農に期待するもの
講 師:西山泰正(北海道銀行 参与)
-酪農地帯における金融機関の新たなる取り組み-
 第21回(平成21年2月22日)
テーマ:食糧危機における今後の日本酪農
講 師:鈴木宣弘(東京大学 教授)
-食糧危機における今後の日本酪農- 
 第20回(平成20年11月6日)
テーマ:今後の酪農情勢と地域のあり方
講 師:小澤浩太郎(日銀釧路支店)
-酪農を中心とする地域経済活性化に向けた課題-
 第19回(平成19年11月1日)
テーマ:草地地帯だからこそ開ける酪農のこれから
講 師:浅沼達也(農水省生産局畜産部畜産課)
-飼料をめぐる情勢と今後の展望-
講 師:黒沢不二男(社団法人北海道地域農業研究所)
-北海道酪農の進路と地域のあり方-
 第18回(平成18年10月4日)
テーマ:牛乳の消費拡大に向けて -減産型計画生産下における生き残り策-
講 師:佐藤敏雄(株式会社べっかい乳業興社)
-別海乳業興社の取り組み-
講 師:高橋雅信(根釧農業試験場主任研究員)
-特徴ある乳生産-
講 師:原   仁(根釧農業試験場経営科長)
-酪農経営のポイント-
 第17回(平成17年9月13日)
テーマ:乳牛の生理と飼養管理
講 師:小原嘉昭(東北大学教授)
-子牛の発育に伴う生理機能の変動-
講 師:大坂郁夫(根釧農業試験場乳牛飼養科長)
-乳牛飼養研究の成果と今後の方向


 第16回(04/10/14)
テーマ:我が国の酪農政策の展望
-根釧酪農に期待するもの-
講 師:東京大学 教授 生源寺真一
 第15回(04/07/06)
テーマ:「一歩進んだサイレージ評価法」
講 師:東京農業大学 教授 増子孝義
 第14回(04/003/18)
テーマ:「私とミルクのかかわり」
講 師:共働学舎新得農場代表 宮嶋 望
 第13回(03/11/06)
テーマ:「牛乳生産の新たな視点」
1.消費者が望む牛乳・乳製品
講 師:よつ葉会東京埼玉グループ 深堀敦子
講 師:よつ葉会前代表      河野典子
講 師:新よつば会代表      井上三重子
2.飼料自給率100%をめざしたした牛乳生産技術
講 師:根釧農試主任研究員    出岡謙太郎
 第12回(03/10/08)
テーマ:「乳牛の遺伝的改良の経緯と今後の方向」
講 師:独立行政法人 農業・生物系特定産業技術研究機構 理事
畜産草地研究所長  横内圀生
 第11回(03/09/12)
テーマ:「安全・安心なフードシステムづくりをめざして」
講 師:北海道農政部道産食品安全室 主査 中島和彦
別海町メディア推進室 主幹     中村保彦
第10回(03/08/05)
テーマ:酪農場で働く家族の役割
基調講演:名寄市立短期大学助教授 河合知子
パネラー:有原香和恵(中標津町女性酪農後継者)
標津町農協 西田正夫
コーディネーター:根釧農業試験場主任専門技術員 西海豊顕 
 第9回(02/12/17)
テーマ:哺育・哺乳の実例と土地からの牛乳生産
講 師:帯広畜産大学助手 花田正明
道立畜産試験場研究職員 大坂郁夫
 第8回(02/10/28)
テーマ:今後の酪農情勢と酪農経営、地域が取り組むべき課題
講 師:酪農総合研究所第2研究部長 並木健二
 第7回(02/09/18)
テーマ:搾乳ロボットの普及状況と導入時の経営的条件
講 師:前酪農総合研究所上席研究員 平山秀介
 第6回(02/03/19)
テーマ:酪農を核とした新しい産業創出に向けて -牛乳の原点に学ぶ
講 師:北海道経済連合会名誉会長
北海道科学技術総合振興センター理事長 戸田一夫
 第5回(01/12/11)
テーマ:牛乳・乳製品に対する消費者の期待
講 師:北海道消費者協会事務局次長 塩越康晴
 第4回(01/10/05)
テーマ:タカナシ乳業が地域と二人三脚で取り組んできた20年の経験
講 師:タカナシ乳業北海道工場長 上 明
 第3回(01/08/30)
テーマ:北海道酪農とバイオガスシステム導入の可能性
講 師:北海道大学教授 松田従三
 第2回(01/07/26)
テーマ:「明日の酪農を考える」-21世紀はファミリー牧場の時代-
講 師:北海道酪農協会会長
(有)ハイジ牧場代表取締役 金川幹司
 第1回(01/06/29)
テーマ:多様な酪農のスタイル -ブルガリア酪農を例として-
講 師:根釧農試研究主査 西村和行




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