大豆品種銘柄 ”とよまさり

    北海道を代表する大豆の品種銘柄”とよまさり”は、白目の大~中粒品種「トヨムスメ」、「トヨコマチ」「カリユタカ」および「トヨホマレ」で構成されています。
これらの品種は、外観品質に優れ美味であり、煮豆、惣菜の用途として高い評価を受けています。

    これら道産大豆の用途別使用割合は、煮豆、惣菜用が60%、豆腐、油揚げ用が18%、その他みそ・醤油用が8%となっています。wpe1.jpg (12653 バイト)

    美味しさの指標のひとつであるショ糖含有率で、"とよまさり”銘柄品種と府県産大豆または輸入大豆品種を比較した場合、「エンレイ」5.1%、「フクユタカ」6.2%、「Vinton5.8%に比較して”とよまさり”のショ糖含率が6.87.7%と高く、「タマホマレ」の7.1%と同程度またはそれ以上高い値が報告されていす。この様なことから、北海道産大豆の代表的品種銘柄である”とよまさり”は、美味しさの点で煮豆、惣菜、小袋販売用の大豆として高い評価を受けています。

    一方、タンパク質含量は全般的に約40%と「エンレイ」、「フクユタカ」、「Vinton」に比べ低いため豆腐収率がやや劣ります。しかし、ショ糖含有率が高いことから食味の良い豆腐の原料として用いられています。

表 とよまさり銘柄品種の特徴(乾物中%)

銘柄

品種

へその色

種皮の色

粒大

100粒重

タンパク質

脂質

遊離型全糖

ショ糖

 

とよまさり

トヨムスメ

黄白

大の小

34.9

40.1

17.7

12.6

7.5

トヨコマチ

黄白

中の大

32.7

40.0

18.8

12.8

7.7

カリユタカ

黄白

中の大

30.8

40.0

19.4

11.8

6.8

トヨホマレ*

黄白

中の大

(30.8)

(40.8)

(19.7)

(11.7)

エンレイ

エンレイ

大の小

30.4

46.8

19.5

10.0

5.1

フクユタカ

フクユタカ

淡褐

27.9

44.7

19.9

11.1

6.2

タマホマレ

タマホマレ

中の大

30.4

41.2

20.5

11.8

7.1

VINTON

(米国)

42.0

19.7

10.8

5.8

注)成分分析値は、日本女子大 平氏(現 目白学園)による。「トヨホマレ」は十勝農試の分析値。