海況速報(2007年02月)

平成18年度 第6号(通算 No.114)
平成19年3月15日

北海道立水産試験場

2月上旬から3月上旬の海況

時化のため、日本海側は十分な観測ができず、観測期間も異なるため日本海海域は3つに分けて水温分布図を作成しています。

海域別情報

日本海海域
積丹半島沖の観測が十分にできませんでした。石狩湾では表面水温が5~7℃の範囲にありほぼ平年並みの水温となっています。余市における1月上旬以降3月上旬までの沿岸水温(旬平均)は、1月上旬から下旬にかけて「やや低い」から「かなり低い」で推移しましたが、2月上旬に「平年並み」となり2月中旬から下旬に「やや高い」から「かなり高い」となりました。その後3月上旬には「平年並み」となっています。
道東太平洋海域
145Eに沿って南から暖水が入り込んでいます(例えば100m層水温で6℃以上)。このため親潮(例えば100m層2℃以下の海域)におおわれた海域は、例年より狭くなっています。水温偏差について見ると(水温偏差表参照)、暖水の入り込んだ145Eの厚岸沖観測線で平年より高いところが多くなっています。特に42-15Nの表面から100m層まで平年より4℃以上高くなっています。144E白糠沖観測線でも平年より高いところが多くなっています。
道南太平洋海域
表面水温で1℃以下の沿岸親潮(*1)が襟裳岬から門別(142E)付近まで伸びています。噴火湾中央部では50m層まで5℃以下となっていますが、沿岸親潮は噴火湾へは本格的に流入していないようです。水温についてみると(水温偏差表参照)、白老沖観測線の42N以北の海域で(P61~P63)、水温がやや高くなっています。なお、津軽暖流の流量の指標となる深浦-函館間の水位差によると、昨年12月は平年並みでしたが、2007年1月は津軽暖流流量が平年より多くなっています。
オホーツク海海域
海氷のため観測はありません。
資料
資料 観測期間 観測海域
釧路水試(北辰丸) 2007年02月19日〜02月22日 (道東道南太平洋海域)
函館水試(金星丸) 2007年02月07日〜02月09日 (道南日本海海域)
函館水試(金星丸) 2007年02月26日〜03月01日 (道南太平洋海域)
稚内水試(北洋丸) 2007年02月05日〜02月07日 (道北日本海海域)
中央水試(おやしお丸) 2007年02月06日〜02月06日 (道西日本海海域)

*1:オホーツク海の海氷の融氷水を含む親潮として特に沿岸親潮という名前が付けられています。

水温平面分布図

表面水温
    • 表面水温の図
50m層水温
    • 50メートル層水温の図
100m層水温
    • 100メートル層水温の図
200m層水温
    • 200メートル層水温の図

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